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J-GLOBAL ID：201702267537615053   整理番号：17A0560980

上水道における水処理技術の最新動向 オゾン/電気分解による促進酸化処理

著者 (4件)： 村山清一 (東芝) ,  毛受卓 (東芝) ,  牧瀬竜太郎 (東芝) ,  王玉かく (清華大)
資料名： 環境浄化技術  (Environmental Solution Technology)
巻： 16  号： 3  ページ： 49-53  発行年： 2017年05月01日 
JST資料番号： L4697A  ISSN： 1347-9970  CODEN： KJGAAZ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 高度浄水処理であるオゾン処理では,消毒副生成物の臭素酸を抑える対策として,過酸化水素添加OHラジカルによる促進酸化処理(AOP)が普及してきており,難分解性化学物質の分解除去として,再生水処理や産業排水に適用されている。(株)東芝では,OHラジカルを生成する手段として,オゾンと電気分解を併用する手法を検討したので紹介する。陰極と陽極を持った反応槽に,オゾン発生器からのオゾン化ガスを注入し,反応槽内で電気分解により過酸化水素を発生させる方法であり,実験ではオゾン化ガスの代わりに,純酸素と空気を散気した。その結果,純酸素による過酸化水素の生成電流効率は92%と高く,空気を供給しても電流効率58%以上であるなど,電気分解で効率的に過酸化水素を生成し,供給したオゾンとの反応でOHラジカルができて,AOP処理が可能であった。

シソーラス用語： *上水道 ,  高次処理 ,  用水処理 ,  *オゾン ,  電解 ,  *ヒドロキシルラジカル ,  過酸化水素 ,  化学的水処理 ,  酸化 ,  有機化合物 ,  酸素
準シソーラス用語： OHラジカル ,  *高度浄水処理 ,  純酸素 ,  *促進酸化処理 ,  *電気分解 ,  難分解性物質 ,  (株)東芝

分類 (4件)： 用水の化学的処理  (SC02040E) ,  上水道工学・用水処理一般  (SC02010X) ,  酸化,還元  (CF02060T) ,  ガス化学工業  (YB02070O)

タイトルに関連する用語 (6件)： 上水道 ,  水処理 ,  最新動向 ,  オゾン ,  電気分解 ,  促進酸化処理