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J-GLOBAL ID：201702267617737378   整理番号：17A0620230

地方振興行政の来し方と行く末 自立的発展を目指す地方振興政策の課題

著者 (1件)： 菅正史 (下関市大)
資料名： 計画行政  (Planning and Public Management)
巻： 40  号： 2  ページ： 15-20  発行年： 2017年05月15日 
JST資料番号： L6939A  ISSN： 0387-2513  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 現行の地方振興政策の評価と,それに基づく今後の地方振興を考察した。近年の地方振興政策においては,各地域の「自立」が強調され次々と新しい政策が展開されてきた。しかし,結果として地方からの人口の流出は止まらず政策の効果が表れていない。またその過程で都市と地方の相互理解も失われてきた。地方の衰退は東京・大都市の持続性に関わる問題である。自立に代わる地方振興策には,日本全体での議論のもと,地域の状況に寄り添い地域の人々が希望を持ちながら努力を継続できる環境づくりが重要である。

シソーラス用語： 地域開発 ,  地方都市 ,  過疎化 ,  人口分布 ,  *独立性 ,  国土計画 ,  *国家政策 ,  産業開発 ,  地域政策

分類 (2件)： 開発,再開発,都市整備  (RD02030V) ,  都市計画一般,都市経済学  (RD01010S)

引用文献 (17件)：

• 1) ウォルドハイム,C.(2010)「ランドスケープ・アーバニズム」,岡 昌史訳,鹿島出版会
• 2) 大西 隆,城所哲夫編(2010)「広域計画と地域の持続可能性」学芸出版社
• 3) 奥野信宏(2008)「地域は『自立』できるか」,岩波書店
• 4) 川上征雄(2008)「国土計画の変遷:効率と衡平の計画思想」,鹿島出版会
• 5) 木村 実(2007)「国土形成計画法と自立的広域圏の形成」,計画行政30(3),pp. 3-9

タイトルに関連する用語 (6件)： 地方 ,  行政 ,  行く末 ,  自立 ,  発展 ,  政策