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J-GLOBAL ID：201702267649793015   整理番号：17A1231620

無人航行制御技術の最前線

The forefront of control technology for unmanned ships

著者 (8件)： 松田秋彦 (水産工学研究所) ,  橋本博公 (神戸大学海事科学研究科) ,  谷口裕樹 (神戸大学海事科学研究科) ,  寺田大介 (防衛大学校) ,  三好潤 (水産工学研究所) ,  溝口弘泰 (水産工学研究所) ,  長谷川勝男 (水産工学研究所) ,  世良亘 (神戸大学海事科学研究科)
資料名： 海洋理工学会誌(Web)  (Journal of Advanced Marine Science and Technology Society (Web))
巻： 23  号： 1  ページ： 47-51(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： U0648A  ISSN： 2188-3262  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿では,我々が開発した「ロボット漁船を開発するための自動操縦システム」について,現時点での完成度と問題点について紹介する。ロボット漁船は,自動的に安全かつ省エネな航路を選定する航路選定技術とその航路上を航走している際に,他船と衝突の危険性があると判断した場合に自動的に避航する要素技術をもっている。模型船による実験は,海洋工学総合実験棟の長さ60m×幅25m×深さ3.2mの角水槽で行った。避航アルゴリズムは長澤モデルという標準的に扱われている手法を拡張して用いた。シミュレーションにおいては衝突が発生しない避航アルゴリズムを用いても,模型実験では衝突が生じる場合があることが明らかとなった。結果として,模型実験による実証実験の重要性が示唆された。

シソーラス用語： システム ,  自動化 ,  *船舶 ,  *避航 ,  模型試験 ,  アルゴリズム ,  運転 ,  *自動操縦
準シソーラス用語： 無人運転

著者キーワード (6件)： Unmanned ship ,  Automatic collision avoidance ,  Model experiment ,  Unmanned ship ,  Automatic collision avoidance ,  Model experiment

分類 (1件)： 航海計器,航法装置,電気設備  (QJ04020P)

引用文献 (12件)：

• ロボット革命実現会議http://www.kantei.go.jp/jp/singi/robot/
• 日産プロパイロットhttp://www2.nissan.co.jp/SERENA/point_propilot.html
• メルセデスベンツ インテリジェントドライブhttp://www.mercedes-benz.co.jp/content/japan/mpc/mpc_japan_website/ja/home_mpc/passengercars/home/new_cars/models/e-class/w213/fascination/innovative.html
• 船員法施行規則
• コデン株式会社 調査用無人リモコンボートhttp://www.coden.co.jp/boat/

タイトルに関連する用語 (1件)： 航行