文献
J-GLOBAL ID:201702267692857802   整理番号:17A1452176

人種/民族性(アテローム性動脈硬化症の多民族研究からの)によるナトリウム利尿ペプチド値の差異【Powered by NICT】

Differences in Natriuretic Peptide Levels by Race/Ethnicity (From the Multi-Ethnic Study of Atherosclerosis)
著者 (26件):
資料名:
巻: 120  号:ページ: 1008-1015  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0916B  ISSN: 0002-9149  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ナトリウム利尿ペプチド(NP)は,良好な心血管代謝作用と心臓由来ホルモンである。低NP濃度は高血圧のリスク増加と糖尿病,人種と民族性による可変有病率と条件と関連している。遺伝性因子は,NP濃度の個人間変動のかなりの部分の基礎をなすが,人種および祖先の特異的影響は知られていない。アテローム性動脈硬化症の多民族研究におけるベースラインで一般的な心血管疾患のない5597人(白人が40%,黒人24%,23%ヒスパニック系,および中国の13%)では,多変数線形回帰と制限された三次スプラインはによる血清N末端プロB型ナトリウム利尿ペプチド(NT proBNP)レベル,民族性,および祖先の違いを推定するために用いた。祖先は遺伝的祖先情報マーカーを用いて決定した。NT-proBNP濃度は人種と民族性(黒,中央値43pg/ml[四分位範囲17~94],43[17~90],ヒスパニック系53[23~107],白色68[34~136];P=0.0001)で有意に異なっていた。多変数モデルでは,NT-proBNPは,中国におけるブラックにおける44%低かった(95%信頼区間48~ 40)と46%低かった( 50~ 41)であり,白色個体と比較した。ヒスパニック個体は中間濃度を有していた。自己同定された黒人とヒスパニックは最も遺伝的に混合した。自己同定するブラック個体の中で,遺伝的ヨーロッパ系の20%の増加が12%高かった(1%~23%)NT proBNPと関連していた。ヒスパニック個体の中で,遺伝的ヨーロッパおよびアフリカの祖先はNT-proBNPレベルと関連しており,それぞれ正相関および負相関した。結論として,NT-proBNPレベルは人種と民族性によって異なる,ブラックと中国人における最低濃度であった。NT-proBNPにおける人種および民族の違いは遺伝的な基礎を持つ,より高いおよびより低いNT-proBNP濃度に関連するヨーロッパおよびアフリカの祖先をもつのかもしれない。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
代謝異常・栄養性疾患一般  ,  循環系の基礎医学  ,  循環系の疾患 

前のページに戻る