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J-GLOBAL ID：201702267769599802   整理番号：17A0616471

科学鑑定における燃焼研究の役割 火災の科学鑑定における燃焼研究の役割

Roles of Combustion Research in Scientific Expert Opinion on Fires

著者 (1件)： 佐藤研二
資料名： 日本燃焼学会誌  (Journal of the Combustion Society of Japan)
巻： 59  号： 188  ページ： 80-85  発行年： 2017年05月15日 
JST資料番号： Z0837A  ISSN： 1347-1864  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 火災の科学鑑定における燃焼研究の役割を次の項目に分類して紹介する。1)消防法と火災調査,2)出火原因の分類と統計など消防機関による火災調査,3)記録の確認と分析および燃焼現象の推定など科学鑑定の進め方,4)科学鑑定の適用。研究者が鑑定を進めるにあたって,時間的な制約のほか,条件によっては,情報などの偏り,再現実験の実施の困難などの様様な課題に出会うことがある。通常は鑑定を一人で行うことが多いが,種々の因子が関与する火災の現象について見落としを避けるうえから,事故調査委員会のように複数の人が協力しながら鑑定を行うのが望ましい。

シソーラス用語： *火災 ,  因子 ,  事故統計 ,  *調査 ,  燃焼 ,  判断 ,  評価
準シソーラス用語： 火災原因 ,  火災統計 ,  *原因調査 ,  出火 ,  鑑定

分類 (1件)： 火災  (RA02020B)

引用文献 (5件)：

• 1. 日本火災学会編,火災便覧3版,共立出版,237-279 (1997).
• 2. 北村芳嗣,火災調査探偵団ホームページ,http://www7a.biglobe.ne.jp/~fireschool2/index.html (2017現在).
• 3. 金原寿郎,出火原因の統計法について,火災,Vol.2, No.2, 82-95 (1952).
• 4. 平成28年版消防白書,消防庁,52 (2016).
• 5. 今村核,冤罪弁護士,旬報社,全237頁 (2008).

タイトルに関連する用語 (6件)： 科学 ,  鑑定 ,  燃焼 ,  研究 ,  役割 ,  火災