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J-GLOBAL ID：201702267786935960   整理番号：17A1639491

塗装工事と染色した文化遺産のためのレーザ還元アントラキノン類のタンデム質量分析【Powered by NICT】

Tandem mass spectrometry of laser-reduced anthraquinones for painted works and dyed cultural artifacts

著者 (5件)： Napolitano Michael P. (Department of Chemistry, University of Florida, PO Box 117200, Gainesville, FL 32611-7200, United States) ,  Kuo Ping-Chung (School of Pharmacy, College of Medicine, National Cheng Kung University, Tainan 701, Taiwan) ,  Johnson Jodie V. (Department of Chemistry, University of Florida, PO Box 117200, Gainesville, FL 32611-7200, United States) ,  Arslanoglu Julie (The Metropolitan Museum of Art, Department of Scientific Research 1000 Fifth Avenue, New York, NY 10028-0198, United States) ,  Yost Richard A. (Department of Chemistry, University of Florida, PO Box 117200, Gainesville, FL 32611-7200, United States)
資料名： International Journal of Mass Spectrometry  (International Journal of Mass Spectrometry)
巻： 421  ページ： 14-24  発行年： 2017年 
JST資料番号： D0625A  ISSN： 1387-3806  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 芸術染料アリザリンとプルプリンを含むアントラキノン類の特異的イオン化を検討した。アリザリン(MW=240)はLDIまたはMALDIのどちらかによりイオン化されるとき,それは241で[M+H]~+イオンから~13C同位体寄与から期待されるよりもはるかに高い豊度を持って242[M H]~+の支配的なイオンを示した。初めて,これらの異常な[M~+2H]~+イオンのMS/MS分析が提示され,それは,アントラキノンのカルボニル基のうちの一つのレーザ誘起光還元から生じることを示した。[M~+2H]~+イオンからの水やアンモニアのどちらかの中性損失から生成したMS/MS娘イオンは異なる相対的豊度を示し,還元カルボニルへの近接性それぞれの官能基に依存していた。LDI MS/MSは塗装断面積中のアリザリンのin situ検出と染色された絹の見本のために使用した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *レーザ ,  *塗装 ,  光還元 ,  カルボニル基 ,  イオン化 ,  染料 ,  イオン ,  *タンデム質量分析 ,  絹 ,  アンモニア ,  キノン ,  芳香族縮合化合物 ,  多価フェノール
準シソーラス用語： 官能基 ,  *アントラキノン類 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： アントラキノン ,  アリザリン ,  光還元 ,  染料 ,  技術 ,  保存

分類 (2件)： 質量分析  (CC03013N) ,  荷電体衝撃・放電による反応  (CB06020R)

物質索引 (3件)： アントラキノン ,  プルプリン ,  アリザリン

タイトルに関連する用語 (8件)： 塗装 ,  工事 ,  染色 ,  文化遺産 ,  レーザ ,  還元 ,  アントラキノン類 ,  タンデム質量分析