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J-GLOBAL ID:201702267814170419   整理番号:17A0716381

熱間圧延コイルの積層状欠陥における非鉄系酸化物の起源の追跡 モールドスラグ巻込みと浸漬ノズル反応生成物

Tracing the Origin of Non-ferrous Oxides in Lamination Defects on Hot-Rolled Coils: Mold Slag Entrainment vs Submerged Entry Nozzle Reaction Products
著者 (4件):
資料名:
巻: 48  号:ページ: 1690-1702  発行年: 2017年06月 
JST資料番号: E0411B  ISSN: 1073-5615  CODEN: MTTBCR  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Ca処理した低炭素鋼および2種類のマイクロアロイド鋼の薄型スラブ鋳造-熱間圧延コイルに存在する積層状欠陥(スリバー)のミクロ構造と組成分析を行い,これらの欠陥の起源を推定した。欠陥部には,様々なアルミン酸カルシウム,メリライト,MgAl2O4スピネルなどを含む集合体が検出された。鋳造中に使用したモールドスラグと同じものは存在せず,これらが鋼-スラグ酸化還元交換によるモールドスラグから発生するにはアルミナがあまりにも多く含まれていた。鋳造に使用される浸漬ノズルの内側のミクロ構造調査から,欠陥部組成に匹敵する組成を有する堆積物が検出された。したがって欠陥はモールドスラグの巻込みによるものではなく,浸漬ノズル堆積物の再付着によるものと推定された。しかし,鋼によるモールドスラグの還元によってNa-Caアルミン酸塩の多い集合体が形成される可能性があり,より詳細な調査が必要である。
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
鋳造法,鋳込  ,  圧延技術 

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