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J-GLOBAL ID:201702267887818468   整理番号:17A1242372

HIV陽性腎移植レシピエントにおける一次同種移植片生存とフマル酸テノホビルジソプロキシルとの関連性【Powered by NICT】

Association of tenofovir disoproxil fumarate with primary allograft survival in HIV-positive kidney transplant recipients
著者 (10件):
資料名:
巻: 19  号:ページ: null  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2759A  ISSN: 1398-2273  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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背景:フマル酸テノホビルジソプロキシル(TDF)はヒト免疫不全ウイルス(HIV)を処理するために頻繁に使用される抗レトロウイルス剤である。は急性腎障害,慢性腎臓病,および近位細尿管症をもたらす可能性について懸念されている。TDFは腎移植後のHIVを効果的に抑制できるが,腎移植後のTDFベース抗レトロウイルス療法(ART)の使用は,同種移植片の生存に悪影響を与えるかどうかは不明である。【方法】 2001年~2014年に当センターで104HIV+腎移植(KT)レシピエントを検討した。レシピエントとドナー特性を用いたTDF処理のための傾向スコアを作成した。TDF処理と3年,死打ち切り一次同種移植片不全の間の関連を調べるためにCox比例ハザードモデルに適合し,傾向スコアと遅延グラフト関数(DGF)を調整した。【結果】研究期間中に移植を受けた104名のHIV+KT候補のうち,23(22%)は移植時のTDFベースARTに維持し,81(78%)は非TDFベースARTであった。コホートの年齢中央値は48歳であった;87%が男性であった;88%であったブラック移植での中央値CD4数は450細胞/mm~3であった。メディアン腎臓ドナーリスク指数は1.2であった。移植後3年で,一次同種移植片破壊はTDFベースART患者の26%,28%非TDFベースART(P=.5)の患者で発生した。TDF処理はTDF使用(ハザード比2.12;95%信頼区間0.41 10.9)DGFおよび傾向スコアを調整した後の移植後3年で一次同種移植片不全と関連しなかった。【結論】HIV+腎移植の大規模単一施設の経験では,腎臓移植後のTDF使用は一次同種移植片不全とは有意な相関はなかった。これらの結果から,適切なウイルス抑制のためのTDF療法の必要性におけるHIV+KTレシピエントに対する管理を知らせる助けとなるであろう。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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, 【Automatic Indexing@JST】
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抗ウイルス薬の臨床への応用  ,  感染症・寄生虫症の治療 
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