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J-GLOBAL ID:201702268015384334   整理番号:17A1621448

トーション重力の擬トポロジカル準局所エネルギー

Pseudotopological quasilocal energy of torsion gravity
著者 (4件):
資料名:
巻: 96  号: 4,Pt.B  ページ: 044044.1-044044.17  発行年: 2017年08月 
JST資料番号: D0748A  ISSN: 2470-0010  CODEN: PRVDAQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Einstein-Cartan重力,すなわちトーション重力は,フェルミオン源が存在するときのEinstein重力の自然な拡張である。この論文では,Einstein-Cartan-フェルミオン系に対する準局所エネルギーの陽な表現を構築するため,共変なNoether荷電のWald定式化を用いた。ここで,準局所エネルギーは,一般相対論の枠組みにおける意味のある局所観測量として,古典的な局所エネルギー密度の概念に近い,時空の有限領域を覆うものとして定義される。得られた準局所エネルギーの陽な表現は,トーションと軸性カレント間の結合定数に形式的に独立であった。予期せぬこの見かけのトポロジカルな性質は,量子Hall効果およびトポロジカル絶縁体を思い出させるものであった。しかしながら,結合定数依存性はオンシェルでは現われ,したがって,状況は,擬トポロジカルなものであった。特別な解に対するエンタングルメントウェッジの準局所エネルギーを評価し,以前に得られたホログラフィック相対エントロピーと一致することを示した。これは,Einstein-Cartan-フェルミオン系におけるこれら2つの量の等価性を示している。また,準局所エネルギーは,任意のフェルミオン質量とトーション-軸性カレント結合定数に対して常には正定値ではないことも示した。したがって,それは,トーション重力におけるスワンプランドの1つの例である。共変Noether荷電に基づき,Komar角運動量へのフェルミオンが零でないことの効果も導いた。重力波天文学におけるトーション重力の将来検証に対するこれらの結果の意味することも議論した。
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分類 (2件):
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一般相対論及び重力理論  ,  場の理論一般 
タイトルに関連する用語 (3件):
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