抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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皇居において,2013年7月から2017年5月まで,ラインセンサスを毎月,捕獲調査を年2回行った。ラインセンサスにおいて,67種16493個体が観察され,上位16種で90%を占めた。前回調査と比較して,ヒメアマツバメ,アカゲラ,エナガ,クロジが増加し,カルガモ,コガラ,ムクドリ,ビンズイ,シメ,ツグミ,ドバトが減少していた。種数の季節的変動は,前回同様,11月~4月に25~30種が観察され,8月~9月までに15種以下に減少し,10月に20種に増加した。カイツブリ,キジバトなど14種は常在種で,これらとカルガモ,ツバメ,カワラヒワは研究範囲内またはその周辺で繁殖していると考えられた。捕獲された総計247個体のうち,オオルリ,クロツグミ,マミチャジナイはラインセンサスでは観察されなかった。