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J-GLOBAL ID:201702268133994229   整理番号:17A1550169

米国における重篤なアナフィラキシーの危険因子【Powered by NICT】

Risk factors for severe anaphylaxis in the United States
著者 (7件):
資料名:
巻: 119  号:ページ: 356-361.e2  発行年: 2017年 
JST資料番号: A1149A  ISSN: 1081-1206  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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アナフィラキシーは急性全身アレルギー反応であり,致命的である。大規模観察コホート研究における重篤で致死アナフィラキシーと関連した危険因子を評価すること。メディケア・アドバンテージから診療報酬請求データと2005~2014年の米国における民間保険加入者を分析した。病院または集中治療室(ICU)入室をもたらすアナフィラキシーとして定義され,気管内挿管を必要とする,または致死的アナフィラキシーの基準を満たした重篤なアナフィラキシー。研究期間中にアナフィラキシーのための救急部門で見られた38,695名の患者のうち,4,431(11.5%)を要し,2,057(5.3%)はICU,567(1.5%)必要な気管内挿管に入院し,174(0.45%)は致死的エピソードを有するとして分類された。多変量解析は,投薬関連アナフィラキシー(オッズ比[OR],1.50;95%信頼区間[CI],1.38 1.63;P<.001),65歳以上(OR, 3.15; 95% CI, 2.88 3.44; P<.001)の年齢および心疾患(OR, 1.56; 95% CI, 1.50 1.63; P<.001)または肺疾患(OR, 1.23; 95% CI, 1.16 1.30; P<.001)の存在は,入院,ICU入院時,または挿管を必要とするまたは致死的反応である重篤なアナフィラキシーのオッズ増加と関連していたことを明らかにした。この大きな現代コホート研究では,患者の11.6%は重度アナフィラキシーを有していた。65歳以上,トリガーとして投薬および複合条件(特に心臓および肺疾患)の存在下の年齢は重篤なアナフィラキシーの有意に高いオッズと関連していた。重症アナフィラキシーの危険因子を調べる更なる研究は,リスク評価戦略を定義し,管理のためのフレームワークを確立するために必要である。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
分類
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応急処置  ,  免疫性疾患・アレルギー性疾患一般 
タイトルに関連する用語 (3件):
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