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J-GLOBAL ID:201702268295837012   整理番号:17A0399919

異なる気候条件下での蒸発散量と河川流量の年内変動性に影響する因子の研究【Powered by NICT】

Investigation of factors affecting intra-annual variability of evapotranspiration and streamflow under different climate conditions
著者 (5件):
資料名:
巻: 543  号: PB  ページ: 759-769  発行年: 2016年 
JST資料番号: C0584A  ISSN: 0022-1694  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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年間蒸発散(ET)と河川流量変動性に影響する因子の調査は,地域の水循環とエネルギー収支研究に重要である。本研究では,ETと河川流量変動(標準偏差として定義される)は,中国の282流域でBudykoベースアプローチに基づく降水量,可能蒸発散量(ET_0)および全水貯蔵変化(TWSC)に起因していた。結果は,Budykoベースアプローチは十分に年間ETと河川流量変動性(0.63 0.84のR~2)をシミュレートすることを示した。ET変動への主なる貢献因子はエネルギーで制約された状態(乾燥指数≦0.76)下でET_0であるが,主要な寄与はequitant(0.76<乾燥指数≦1.35)および水で制約される条件(乾燥指数≧1.35)下での沈殿である。ET変動に対するET_0の寄与は乾燥指数とともに減少したが,ET変動に対する降水量の寄与は乾燥指数と共に増加した。しかし,河川流量変動性への主なる貢献因子はすべての三気候条件下で沈殿,乾燥指数の影響を受けないである。TWSCはエネルギー制限条件下でET変動性を増強し,水不足とequitant条件下でET変動を阻害した。しかし,TWSCはすべての三気候条件下の河川流量変動性を阻害した。さらに,地理学と植生もETと河川流量変動への寄与に影響する。河川流量変動性への寄与に及ぼす地理の影響はET変動の場合よりも大きかった。とは対照的に,ET変動への寄与に及ぼす植生の影響は河川流量変動の場合よりも大きかった。本研究は,異なる気候条件下のET変動の機構は河川流量変動性のそれよりもはるかに複雑であることを示し,水-エネルギーモデリング,水文学的予測と局所的水管理のためのETにもっと注意を払うべきであることを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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気候学,気候変動  ,  水文学一般 

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