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J-GLOBAL ID:201702268345524871   整理番号:17A0539865

動的光散乱(DLS),非対称フロー-フィールド-フロー-フラクショネーション(AF4)および原子間力顕微鏡法(AFM)の組み合わせによるマルチ-テクニックアプローチを用いたGd担持キトサン-TPPナノヒドロゲルの特性評価ならびに分子共鳴イメージング(MRI)用陽性造影剤の設計

Characterization of Gd loaded chitosan-TPP nanohydrogels by a multi-technique approach combining dynamic light scattering (DLS), asymetrical flow-field-flow-fractionation (AF4) and atomic force microscopy (AFM) and design of positive contrast agents for molecular resonance imaging (MRI)
著者 (19件):
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巻: 28  号:ページ: 055705,1-15  発行年: 2017年02月03日 
JST資料番号: W0108A  ISSN: 0957-4484  CODEN: NNOTER  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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キトサン(CS),トリポリリン酸(TPP),ヒアルロン酸(HA)より成るナノヒドロゲルに,ガドリニウムのキレートを積載した物質(GdDOTA⊂CS-TPP/HA NG)を,リンパ節(LN)のMRIを目的として設計し調製した。ナノゲル類(NG)をLNへと効率的に集積させるためには,その直径を<100nmとする必要があった。そこで,製剤パラメータの調整を行った。具体的には,分子量が異なる2種類のCS(51kDaおよび37kDa)を用いて,かつ,CS/TPP比を変化させた(2<CS/TPP<8)。NGのサイズ分布を,動的光散乱(DLS)と非対称フロー-フィールド-フロー-フラクショネーション(AF4)を用いて評価したところ,それぞれの測定値は一致しなかった。DLS測定によると,直径は200nmとなり,AF4測定では,直径は100nm未満となった。この測定値の差は,イオン性ゲル化に固有の,凝集体の存在と関係していると予想された。そこで,溶液モードにおいて原子間力顕微鏡法(AFM)測定を行ったところ,ナノ懸濁物質中に,個別分散したナノオブジェクトが主要物質として存在していることがわかった。以上より,DLS,AF4,およびAFMの情報を組み合わせることで,本研究対象のGdDOTA⊂CS-TPP/HAナノヒドロゲルに関する,より詳細な特性評価が可能となることがわかった。この組み合わせ評価法を用いることで,良好なMRI効率と低毒性のサイズを有するNGの選択的調製が可能となると期待される。
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分類 (6件):
分類
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生物科学研究法一般  ,  X線回折法  ,  顕微鏡法  ,  固-液界面  ,  高分子固体の構造と形態学  ,  多糖類 
タイトルに関連する用語 (22件):
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