文献

J-GLOBAL ID：201702268345812961   整理番号：17A1118038

YsbAとLytSTはBacillus subtilisにおけるピルビン酸利用に必須である【Powered by NICT】

YsbA and LytST are essential for pyruvate utilization in Bacillus subtilis

著者 (3件)： van den Esker Marielle H. (Molecular Genetics, Groningen Biomolecular Sciences and Biotechnology Institute, University of Groningen, Groningen, The Netherlands) ,  Kovacs Akos T. (Molecular Genetics, Groningen Biomolecular Sciences and Biotechnology Institute, University of Groningen, Groningen, The Netherlands) ,  Kuipers Oscar P. (Molecular Genetics, Groningen Biomolecular Sciences and Biotechnology Institute, University of Groningen, Groningen, The Netherlands)
資料名： Environmental Microbiology  (Environmental Microbiology)
巻： 19  号： 1  ページ： 83-94  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2561A  ISSN： 1462-2912  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 枯草菌のゲノムはCid/Lrgネットワークの相同体をコードしていた。他の細菌種において,このネットワークはムレインヒドロラーゼ活性を制御することにより細胞死を調節するホリンとantiholinのような蛋白質から構成されている。B.subtilisのYsbA蛋白質は細胞死を妨げる可能性のある推定antiholin様蛋白質と注釈されているが,YwbHはホリン様蛋白質として作用すると考えられている。しかし,B.subtilisにおけるYsbAとYwbHの実際の機能は特性化されていない。,B.subtilisの成長と細胞死に対するこれらの蛋白質の影響を調べた。はプログラムされた細胞死の調節との関係を見出すことはできなかったが,代わりに,筆者らの実験はYsbAとその二成分調節因子LytSTであるピルビン酸での増殖に必須であることを明らかにした。ysbAとlytSの欠失はピルビン酸消費を有意に減少させた。著者らの知見は,LytSTはピルビン酸の存在でysbA転写を誘導し,YsbAはおそらくピルビン酸取込系として機能することによりピルビン酸利用に関与していることを示唆した。はB.subtilisが富栄養培地におけるオーバフロー代謝物としてピルビン酸を分泌する,ピルビン酸は環境における一般的な栄養塩であることを示した。YsbAとLytSTはB.subtilisの環境成長において重要な役割を果たす可能性がある。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： オーバフロー ,  ネットワーク ,  タンパク質 ,  *枯草菌 ,  代謝産物 ,  細菌 ,  キャラクタリゼーション ,  栄養塩類 ,  細胞死 ,  ゲノム ,  脂肪族ケトン ,  脂肪族カルボン酸 ,  ケト酸
準シソーラス用語： 調節因子 ,  ホリン , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (4件)： 遺伝子発現  (EC02040Q) ,  遺伝子の構造と化学  (EC02020U) ,  酵素生理  (EG03052C) ,  蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N)

物質索引 (1件)： ピルビン酸

タイトルに関連する用語 (2件)： Bacillus ,  ピルビン酸