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J-GLOBAL ID:201702268357623303   整理番号:17A1480306

微生物叢腸脳軸の標的化:プレバイオティクスは抗不安および抗うつ様効果を持ち,マウスにおける慢性ストレスの影響を逆転させる【Powered by NICT】

Targeting the Microbiota-Gut-Brain Axis: Prebiotics Have Anxiolytic and Antidepressant-like Effects and Reverse the Impact of Chronic Stress in Mice
著者 (15件):
資料名:
巻: 82  号:ページ: 472-487  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0089A  ISSN: 0006-3223  CODEN: BIPCBF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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精神神経疾患を含む微生物叢腸脳軸は,健康および疾患での重要な役割を果たしているという認識が急速に進んでいる。,フルクトオリゴ糖(FOS)とガラクトオリゴ糖(GOS)のようなプレバイオティクスによる有益な腸ミクロビオームの育成魅力がunderinvestigated微生物相操作である。慢性プレバイオティック治療は不安,抑うつ,認知,ストレス応答,および社会的行動に関連する領域にわたる挙動を変化させるかどうかを調べた。C57BL/6J雄マウスは,試験前に3週間FOS,GOS,またはFOS+GOSの組合せを投与した。血漿コルチコステロン,微生物叢組成,及び盲腸短鎖脂肪酸を測定した。さらに,FOS+GOSまたは水処理したマウスは慢性的な心理社会的ストレスに曝露した,挙動,免疫,および微生物叢パラメータを評価した。慢性プレバイオティクスFOS+GOS処理は抗うつおよび抗不安効果の両方を示した。さらに,GOSおよびFOS+GOS組合せの投与はストレス誘発性コルチコステロン放出を減少させた。プレバイオティクスは海馬と視床下部における特異的遺伝子発現を修正した。短鎖脂肪酸濃度は,プレバイオティック投与は盲腸酢酸塩とプロピオン酸塩及び還元イソ酪酸濃度,行動に見られる正の効果と有意に相関した変化を増加させた。FOS+GOSは微生物叢に及ぼすストレスの影響を正規化することに加えてコルチコステロンと炎症性サイトカインレベルと抑鬱様および不安様行動における慢性ストレス誘発上昇を低下させた。まとめると,これらのデータはストレス関連行動のためのプレバイオティック治療の有益な役割を強く示唆した。これらの知見は,脳-腸軸障害に対する腸内微生物叢の治療標的化を支持する証拠基盤を強化し,栄養精神神経薬理学における新しい道を開いた。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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砂糖以外の糖  ,  遺伝的変異 
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