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J-GLOBAL ID：201702268370094708   整理番号：17A0960713

免震建築紹介 山梨文化会館耐震改修(免震レトロフィット)計画

著者 (6件)： 小林光男 (織本構造設計) ,  宮崎潤 (織本構造設計) ,  蔵田富雄 (三井住友建設) ,  鈴木亨 (三井住友建設) ,  北澤基至 (三井住友建設) ,  谷垣啓司 (三井住友建設)
資料名： Menshin  (Menshin)
号： 97  ページ： 7-10  発行年： 2017年07月25日 
JST資料番号： L1959A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 山梨文化会館(地上8階,地下2階建て鉄筋コンクリート構造で,梁のみ鉄骨鉄筋コンクリート造)は,丹下健三の設計により1966年に竣工した。この建築の特徴は,建物が16本の円筒柱(直径約5.0m,厚さ500mm~350mm(ふかし込み約700mm))で構成されていることだが,この円筒柱の地下階の柱脚部に免震装置を設置し,建物全体を免震化する耐震改修工事を実施した。コア柱はそれぞれ独立した片持ち柱状態となるため地震時には圧縮縁と引張縁が明確に分かれる構造である。引張力に対応するための免震支承(直動転がり支承:CLB)と,錫プラグ入り積層ゴム支承(SnRB)・天然ゴム系積層ゴム支承(NRB)を用い,コア柱1本当たり,支承材を4~5基配置した。レベル2地震動による時刻歴応答解析,免震基礎となるX型基礎とロ型基礎の免震化工事概要,免震化に伴う付帯工事概要,免震基礎を設置するための円筒柱の開口,切断の施工計画を解説している。

シソーラス用語： *免震構造 ,  建築物 ,  *文化センタ ,  *耐震補強 ,  *円筒柱 ,  免震装置 ,  支点 ,  転がり摩擦 ,  解析 ,  応答解析
準シソーラス用語： 免震建築物 ,  Snプラグ入り積層ゴム免震装置 ,  積層ゴム支承 ,  転がり支承 ,  時刻歴応答解析

分類 (2件)： 建築物の耐震,免震,制震,防振  (RB01035P) ,  教育施設,文化施設,宗教建築  (RB05050G)

タイトルに関連する用語 (6件)： 免震 ,  建築 ,  山梨 ,  耐震改修 ,  レトロフィット ,  計画