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J-GLOBAL ID:201702268403937305   整理番号:17A1047493

バニリンSchiff塩基誘導体とナプロキセンを用いた癌幹細胞とバルク癌細胞活性銅(II)錯体【Powered by NICT】

Cancer Stem Cell and Bulk Cancer Cell Active Copper(II) Complexes with Vanillin Schiff Base Derivatives and Naproxen
著者 (4件):
資料名:
巻: 23  号: 47  ページ: 11366-11374  発行年: 2017年 
JST資料番号: W0744A  ISSN: 0947-6539  CODEN: CEUJED  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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位置異性体バニリンSchiff塩基誘導体及び非ステロイド抗炎症薬(NSAID),ナプロキセンを含む四つの銅(II)錯体1~4を合成し,特性化した。全ての錯体は無細胞系においてDNAを効果的に切断し,4が最高のヌクレアーゼ活性を示している。DNA結合研究により,4は酸化的DNA開裂を誘導する前に溝を介してDNAに結合することを示唆している。三つの錯体(1,3及び4)はマイクロモル濃度で癌幹細胞(CSC)に富む細胞(HMLER-shEcad)とバルク癌細胞(HMLER)を無差別に殺す。最も効果的な錯体4も,良く確立されたCSCに強い薬剤のサリノマイシンと同程度にマンモスフィアの形成とサイズを減少させた。反応機構の研究から,4はCSCによって容易に取り込まれ,細胞内活性酸素種(ROS)レベルを上昇させ,DNA損傷を引き起こし,カスパーゼ依存性アポトーシスを誘導することを示している。さらに,4はシクロオキシゲナーゼ-2(COX-2)の発現を阻害し,COX-2依存性CSCの死を引き起こす。バルク癌細胞又はCSC選択剤を超えて4の利点は,単回投与による全体腫瘍集団(バルク癌細胞とCSC)を除去する能力を持つことである。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
分類
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抗腫よう薬の基礎研究  ,  第11族,第12族元素の錯体 

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