抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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異方性のある物質でも,併進不変性があれば,併進操作に対する固有状態として平面波の存在が予測される。特に,光学素子に用いられる材料には,磁化も吸収も円複屈折性も円二色性もないとみなせるものが多い。このような異方性のある単純な材料の中で,平面波がMaxwell方程式を満たすために必要な条件として,波数ベクトル<span style=text-decoration:overline>→k</span>に課せられる条件を導出した。波面の向きを定めると,<span style=text-decoration:overline>→k</span>は2つあることが分かった。また,これを図示した波数ベクトル面,k<sub>0</sub>で正規化した屈折率ベクトル面,さらに複屈折の逆数に比例した法線速度面などの概念や,それらの数式表現を紹介した。