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J-GLOBAL ID：201702268543651680   整理番号：17A1248621

新熱帯ラン属Catasetumの生物学:花の香り化学と花粉媒介者の歴史的レビュー【Powered by NICT】

Biology of the Neotropical orchid genus Catasetum: A historical review on floral scent chemistry and pollinators

著者 (2件)： Milet-Pinheiro Paulo (Department of Fundamental Chemistry, Federal University of Pernambuco, Av. Prof. Moraes Rego s/n, 50670-901 Recife, Brazil) ,  Gerlach Guenter (Botanischer Garten Muenchen-Nymphenburg, Menzinger Str. 61, 80638 Muenchen, Germany)
資料名： Perspectives in Plant Ecology, Evolution and Systematics  (Perspectives in Plant Ecology, Evolution and Systematics)
巻： 27  ページ： 23-34  発行年： 2017年 
JST資料番号： W3190A  ISSN： 1433-8319  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 新熱帯区属Catasetumは,その異常な繁殖戦略のために最も注目すべきランの一つである。最もランとは対照的に,約170Catasetum種の全てが高度に特殊化した受粉機構に関与する性的二型,単性花を有していた。Catasetumの花は雄シタバチの誘引および報酬として作用する強い花香料を生成した。香料を収集するが,シタバチ雄は雄花からの花粉塊を除去し,続いて雌花の柱頭スリットに堆積し,受粉をもたらすであろう。Catasetumの花の香り化学と花粉媒介者に関する既存の文献の概要を提示し,いくつかの種の受粉媒介者に関する新しい報告を追加した。属Catasetumにおける花の香りの生態学と進化への洞察を提供し,将来の研究の方向を示唆した。本レビューはCatasetumの生態学と進化に依存するだけでなく,新熱帯区に見出される芳香報酬植物の約1000種の研究を刺激することを期待している。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 香料 ,  *熱帯 ,  柱頭 ,  生態学 ,  受粉 ,  *花粉
準シソーラス用語： 雌花 ,  雄花 ,  繁殖戦略 ,  新熱帯区 ,  *ポリネーター , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： Catasetinae ,  Eulaema ,  Euglossa ,  ランハチ ,  香料報酬プラント ,  受粉

分類 (2件)： 異種生物間相互作用  (EE01050A) ,  生殖  (EH02040F)

タイトルに関連する用語 (7件)： 生物学 ,  花 ,  香り ,  化学 ,  花粉媒介者 ,  歴史 ,  レビュー