文献
J-GLOBAL ID:201702268597902101   整理番号:17A1245056

長期冷凍保存したヒト脂肪由来幹細胞における腫瘍原性潜在力の評価【Powered by NICT】

Assessment of tumourigenic potential in long-term cryopreserved human adipose-derived stem cells
著者 (14件):
資料名:
巻: 11  号:ページ: 2217-2226  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2668A  ISSN: 1932-6254  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
凍結保存は初期培養/継代でヒト間葉系幹細胞(hMSC)を保存するために効率的な方法であり,臨床応用における市販使用に必要な十分な細胞,細胞治療および再生医療を達成するために細胞の貯蔵を可能にした。臨床現場における凍結保存したhMSCを適用するために,それらの生体安全性,例えば染色体異常と腫瘍形成能を評価する必要がある。今日まで,多くの研究は,凍結保存したhMSCは染色体異常を示さないことを実証した。しかし,凍結保存したhMSCの腫瘍形成の可能性はまだ評価されていない。本研究では,3か月間ヒト脂肪由来間葉系幹細胞(hASC)を凍結保存し,様々な凍結保護剤(CPA),続いて解凍と継代培養後に凍結保存したhASCの腫瘍形成能の評価による緩慢凍結法を用いた。長期凍結保存したhASCは,腫瘍抑制因子マーカーp53,p21,p16とpRb,hTERTテロメラーゼ活性とテロメア長の正常レベルを維持していることを見出した。さらに,凍結保存したhASCにおけるp53突然変異の有意なDNA損傷または徴候は観察されなかった。著者らの知見は,長期凍結保存したhASCは腫瘍形成のリスクが低いことを示唆した。これらの知見は,凍結保存したhASCの生物学的安全性プロファイルを確立し,このようにして将来の臨床応用のための長期凍結保存したhASCを使用した低有害リスク認識を確立するのに役立った。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞生理一般  ,  細胞・組織培養法 

前のページに戻る