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J-GLOBAL ID:201702268706600809   整理番号:17A1486271

ドコサヘキサエン酸は乳癌細胞におけるPI3K/Akt/Nrf2シグナル伝達経路を介して酸化ストレス誘発性成長阻害剤1の発現を増加させる【Powered by NICT】

Docosahexaenoic acid increases the expression of oxidative stress-induced growth inhibitor 1 through the PI3K/Akt/Nrf2 signaling pathway in breast cancer cells
著者 (11件):
資料名:
巻: 108  号: PA  ページ: 276-288  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0937A  ISSN: 0278-6915  CODEN: FCTOD7  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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腫瘍抑制因子,酸化ストレス誘導成長阻害剤1(OSGIN1)は,細胞増殖を阻害し,細胞死を誘導する。n-6とn-3PUFAが,乳癌に対し保護効果が,この効果の分子機構は明らかではない。n-6およびn-3PUFAs OSGIN1発現とOSGIN1は乳癌細胞におけるPUFA誘導アポトーシスに関与しているかどうかの影響を調べた。は100μMのα-リノレン酸,エイコサペンタエン酸,ドコサヘキサエン酸(DHA)を含むアラキドン酸,リノール酸,γ-リノレン酸とn-3PUFAを含むn-6PUFAを使用した。DHAのみがOSGIN1蛋白質とm RNA発現を有意に誘導した。DHAは反応性酸素種(ROS)生成およびNrf2の核転座を誘発した。,PI3K阻害剤,LY294002は,Nrf2のDHA誘導OSGIN1蛋白質発現と核蓄積を抑制した。Nrf2ノックダウンはDHA誘導OSGIN1発現を減弱させた。,ROSスカベンジャー,N アセチル l システインはAktリン酸化,Nrf2核蓄積およびOSGIN1発現におけるDHA誘導増加を抑制した。DHAはBax/Bcl- 2比,OSGIN1とp53のミトコンドリア蓄積,及びチトクロームc放出を誘導した。OSGIN1のノックダウンはこれらの効果を減少させた。結論として,DHAによるOSGIN1の誘導はROS産生の増加,PI3K/Akt/Nrf2シグナル伝達を活性化すると関連した少なくとも部分的にである。OSGIN1の誘導は乳癌細胞におけるDHA誘導アポトーシスに関与している可能性がある。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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細胞生理一般  ,  消炎薬の基礎研究 

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