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J-GLOBAL ID:201702268709169521   整理番号:17A0469456

ポリ(2 エチル 2 オキサゾリン)安定化した銀ナノ粒子とタンニン酸の水素結合多層膜【Powered by NICT】

Hydrogen bonded multilayers of poly(2-ethyl-2-oxazoline) stabilized silver nanoparticles and tannic acid
著者 (5件):
資料名:
巻: 88  ページ: 666-678  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0690A  ISSN: 0014-3057  CODEN: EUPJA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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layer-by-layer(LbL)プロセスによってPEOX安定化Ag-NPsとTAの水素結合多層膜の形成を報告した。Ag-NPは化学還元により水溶液中で合成した。四つの異なるモル質量PEOX(5K, 50K, 200K, 500K)を用いて,分散のAg-NPsを安定化した。Ag-NP分散の時間的安定性に及ぼすPEOXモル質量,PEOX濃度,pH及び時間の影響を調べた。すべての分散物は二峰性の粒度分布を示した。個々のPEOX安定化Ag-NPは10nm未満のサイズを有していた。凝集体のサイズは,PEOXモル質量に依存し,50nmよりも大きかった。凝集体は架橋PEOX鎖のメッシュにおける個々のAg-NPから成っていた。分散の速度論的安定性もPEOXモル質量に依存した。PEOX無しにAg-NP分散系は安定でなかった。PEOX5KとPEOX50K安定化Ag-NP分散は6日間安定であったが,PEOX200KとPEOX500K安定化した分散系は2週間まで安定であった。分散のAg-NPsの量は,PEOX濃度と共に増加した。調製した分散液中の9.9からpHの減少は4.5~10nmから16nmにわずかに個々のAg-NPサイズを増大させた。全てPEOX安定化した分散系はpH<9.9で8日間まで安定であった。PEOX(Ag NP)はLbL膜の調製におけるH供与成分としてH受容成分とTAとして使用した。成長プロファイルと多層膜のpH誘起崩壊したPEOX/TA多層膜のものと類似していた。全ての多層膜は線形成長プロファイルを示し,pHが8.5まで安定であった。多層膜のSEMとA FM像は,膜中のAg-NPの均一な分布を示した。多層膜におけるAg-NPの担持容量はXPSで決定した1 3%であった。分散と均一なAg-NP負荷pH応答性LbL膜形成におけるAg-NPの安定化に異なるモル質量PEOXの効果を理解することは,多層膜におけるAg-NPの大きさと負荷容量を制御するために重要である。PEOXとTAのAg-NP負荷したLbL膜は,臨界pH以下で安定で多層膜からのAg~+イオンを放出し,臨界pHで全てのAg-NPを放出することによって分解できる抗菌被覆として潜在的な生物医学的用途を持っている。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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高分子固体の構造と形態学 
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