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J-GLOBAL ID：201702268731235596   整理番号：17A0222369

時間分解インパルス誘導Ramanスペクトロスコピーにより検討した緑色蛍光蛋白質の励起状態プロトン移動におけるコヒーレント低頻度運動の役割

Role of Coherent Low-Frequency Motion in Excited-State Proton Transfer of Green Fluorescent Protein Studied by Time-Resolved Impulsive Stimulated Raman Spectroscopy

著者 (5件)： FUJISAWA Tomotsumi (RIKEN, Wako, JPN) ,  KURAMOCHI Hikaru (RIKEN, Wako, JPN) ,  HOSOI Haruko (Toho Univ., Funabashi, JPN) ,  TAKEUCHI Satoshi (RIKEN, Wako, JPN) ,  TAHARA Tahei (RIKEN, Wako, JPN)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 138  号： 12  ページ： 3942-3945  発行年： 2016年03月30日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 緑色蛍光蛋白質の蛍光発光は内因性発色団の低頻度運動が仲介する励起状態分子内プロトン移動(ESPT)に起因すると提案されてきた。それで,時間分解インパルス誘導Ramanスペクトロスコピーを用いて,緑色蛍光蛋白質の励起状態プロトン移動における低頻度モードの役割について調べた。その結果,発色団(フェノール性CH曲げ)と~104cm^-1の低頻度モード間の非調和振動結合を見出した。しかし,ESPT動態に及ぼす低頻度運動の影響は本質的ではないことが分かった。

シソーラス用語： 誘導Raman散乱 ,  *緑色蛍光タンパク質 ,  *プロトン移動 ,  発色団 ,  頻度 ,  時間分解分光法 ,  コヒーレンス ,  *分子振動 ,  *励起状態分子内プロトン移動 ,  *タンパク質

分類 (1件)： 蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N)

タイトルに関連する用語 (11件)： 分解 ,  インパルス ,  誘導 ,  Ramanスペクトロスコピー ,  緑色蛍光蛋白質 ,  励起状態 ,  プロトン移動 ,  コヒーレント ,  頻度 ,  運動 ,  役割