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J-GLOBAL ID:201702268761576359   整理番号:17A0217524

温室散布における作業員の皮膚曝露の決定

Determination of Dermal Exposure of Operator in Greenhouse Spraying
著者 (4件):
資料名:
巻: 48  号:ページ: 33-38  発行年: 2017年 
JST資料番号: S0084B  ISSN: 0084-5841  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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この研究の目的は,トマト温室で散布された殺菌剤のパッチ法による作業員皮膚曝露を決定することだ。本研究では,パッチ法を使って温室散布時の作業員への皮膚殺菌剤汚染を決定した。パッチ(肩,背中,胸,腕上部および下部,腿,下肢,足,足首,手,およびマスク),(それぞれ10×10cm2を測定する)を作業員に貼りつけた。作業員は温室の中で,200mの距離を散布した。各々の作業を3回繰り返した。作業後,すべてのパッチを収集し,実験室で分析した。実験室では,電子捕獲検知器を備えたガスクロマトグラフ(GC-ECD)で全クロマトグラフ分析を行った。この研究の結果から,左手,足および足首上で最大の殺菌剤残渣が得られた。更に,作業員の身体の下部での殺菌剤残渣は,身体の上部のものよりも9.205%高かった。身体の下部および上部での最大回収量は52.197(%)と47.8(%)であった。標準的な散布ガンを使う場合には,殺菌剤曝露を最小にするためには,作業員は手袋やはき物を装着すべきであるということが結論づけられた。(翻訳著者抄録)
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