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J-GLOBAL ID：201702268765705630   整理番号：17A1622647

リグニンを用いた熱帯河川DOMとPOMを結ぶ景観へ【Powered by NICT】

Connecting tropical river DOM and POM to the landscape with lignin

著者 (3件)： Hernes Peter J. (Department of Land, Air, and Water Resources, University of California, One Shields Avenue, Davis, CA 95616, USA) ,  Dyda Rachael Y. (Department of Land, Air, and Water Resources, University of California, One Shields Avenue, Davis, CA 95616, USA) ,  McDowell William H. (Department of Natural Resources, University of New Hampshire, Durham, NH 03824, USA)
資料名： Geochimica et Cosmochimica Acta  (Geochimica et Cosmochimica Acta)
巻： 219  ページ： 143-159  発行年： 2017年 
JST資料番号： C0062A  ISSN： 0016-7037  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 熱帯河川は,海洋への陸源有機物の全球フラックスの二三を占め,最も工業化された国に比べて遠隔地のために,それらは温帯及び北極も河川と比較してほとんど研究されていない。さらに,ほとんどの熱帯河川研究は,アマゾンまたはコンゴのような大河川に焦点を当てた,熱帯河川からの有機物フラックスの半分以上がはるかに小さい河川に由来する。本研究は,プエルトリコのLuquillo実験林,すなわちRio MameyesとRio Icacosの二種類のこのような河川に焦点を当て,文献における非常に大きな熱帯河川との関連でそれらをリグニンバイオマーカーの時系列測定を用いた。リグニン濃度と炭素正規化収率は山岳対氾濫原熱帯河川区間の間のいくつかの区別を提供するが,組成上の違いは,より大きな可能性,ヤシ樹木の乏しい影響を捕らえることをS:Vvs.C Vプロットを含む(Ad:Al)土壌の鉱物学と分解の違いを反映している可能性があることをS対(Ad:Al)vプロットを提供する。溶存と懸濁態リグニンは究極的には同じ植物源に由来するにもかかわらず,二プエルトリコ河川における溶存と懸濁態リグニンパラメータの比較は,それらが河川水の同じ区画に行き着く経路は分離されることを示した。熱帯河川におけるいくつかの粒子状リグニン研究を横断して,鉱物組成と濃度は,粒子状リグニン組成と濃度に強い制御を発揮すると思われる。最後に,本研究の時系列特性は,流域内の溶存リグニン端成分組成と分解を分析する新しい方法を可能にする。溶存リグニンパラメータ対リグニン濃度のプロットは,有機物に富む土壌表面層から動員された可能性があることを「新鮮な」DOMの組成とともに土壌の低いミネラル層内で可能であることを特徴の分解の程度と軌跡の両者を明らかにした。河川化学と流域源とプロセス間の接続性の確立この方法で流域内の汚染源および過程を変えるための診断ツールとしての河川化学の完全な可能性を実現する唯一の方法である。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *リグニン ,  汚染源 ,  鉱物組成 ,  無機質 ,  氾濫原 ,  炭素 ,  流域 ,  有機物 ,  温帯 ,  *河川 ,  海洋 ,  *熱帯 ,  連結性 ,  河川水 ,  プエルトリコ自由連合州

著者キーワード (5件)： リグニン ,  熱帯河川 ,  溶存有機炭素(DOC) ,  POC ,  プエルトリコ

分類 (1件)： 水圏・生物圏の地球化学  (DD01030A)

タイトルに関連する用語 (6件)： リグニン ,  熱帯 ,  河川 ,  DOM ,  POM ,  景観