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J-GLOBAL ID：201702268779663623   整理番号：17A0953676

木柱の超音波検査における数値シミュレーション用に直交異方性の有限要素モデルの実験的検証

Experimental verification of an orthotropic finite element model for numerical simulations of ultrasonic testing of wood poles

著者 (3件)： TALLAVO Fernando (Univ. Waterloo, ON, CAN) ,  CASCANTE Giovanni (Univ. Waterloo, ON, CAN) ,  PANDEY Mahesh D. (Univ. Waterloo, ON, CAN)
資料名： European Journal of Wood and Wood Products  (European Journal of Wood and Wood Products)
巻： 75  号： 4  ページ： 543-551  発行年： 2017年07月 
JST資料番号： C0118A  ISSN： 0018-3768  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本報では,健全なアカマツ柱の超音波検査での数値シミュレーション用に較正された直交異方性の有限要素モデルを提示し,それが超音波検査の数値シミュレーション用に使用できることを検証した。その結果,較正された数値モデルでは,半径方向と接線方向の動弾性係数が,超音波測定から決定され,長さ方向の動弾性係数が,横方向の振動測定から決定された。Poisson比は,表面波速度と圧縮波速度の測定から見積られて,振動数依存の材料減衰は,超音波測定から得られた減衰比の実験値で調整されたRayleigh減衰として作られた。そして,動的励起は50kHzの一周期正弦波パルスへの測定された超音波伝達物質の応答(変位時間履歴)であり,変位時間履歴として数値モデル中に取り入れられた。3つの受信器配置で計算された圧縮波初動時間と振動数応答量の結果は,超音波検査から得られたものと良く一致していた。較正された直交異方性の有限要素モデルは,木柱における初期段階腐蝕の検知用に,表面/圧縮波の伝搬を良く理解することで使用可能に成るであろう。

シソーラス用語： *オウシュウアカマツ ,  健全性 ,  *木柱 ,  *超音波検査 ,  *シミュレーション ,  *直交異方性 ,  *解析モデル ,  キャリブレーション ,  検証 ,  半径方向 ,  接線方向 ,  動弾性係数 ,  超音波応用計測 ,  軸方向 ,  振動測定 ,  Poisson比 ,  表面波 ,  縦波 ,  速度測定 ,  周波数依存性 ,  超音波減衰 ,  *初期 ,  *腐食 ,  検出法
準シソーラス用語： 圧縮波 ,  実験検証 ,  *初期段階 ,  *数値シミュレーション ,  *有限要素モデル

分類 (4件)： 非破壊試験  (HB02030F) ,  音響信号処理  (BB03050C) ,  平板  (HD03060Z) ,  木材の性質・構造  (FF05020Z)

タイトルに関連する用語 (7件)： 木柱 ,  超音波検査 ,  数値シミュレーション ,  直交異方性 ,  有限要素モデル ,  実験 ,  検証