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J-GLOBAL ID:201702268802656416   整理番号:17A1238674

南極気候,南大洋循環パターンと始新世の深層水形成【Powered by NICT】

Antarctic climate, Southern Ocean circulation patterns, and deep water formation during the Eocene
著者 (5件):
資料名:
巻: 32  号:ページ: 674-691  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0538A  ISSN: 0883-8305  CODEN: POCGEP  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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長期新生代の気候変化における南大洋循環の役割を評価するために七回の南大洋深海掘削サイトから初期~中期始新世海水ネオジム(Nd)同位体記録を評価した。部位であるTasman Gatewayのどちらかの側に位置する戦略とは浅い(<500 m)への中間/深(1000 2500 m)古水深さの範囲に位置する。中間/インド洋深海遠洋性部位(海洋掘削計画(ODP)サイト738と757および深海掘削計画(DSDP)サイト264)で魚の歯から再構成された,非放射性起源の海水Nd同位体組成は,広域的な深井戸地下水(ε_Nd(t)=9.3±1.5)に支配的な南大洋起源寄与を示した。現代南極底層水生産の遺伝子座,Adelie Land沖のIODPサイトU1356は初期始新世漸新世から持続的な深層水形成の部位として同定した。タスマンゲートウェイの東中間/深層水形成の付加的な源は南西太平洋におけるODPサイト277で推定される(ε_Nd(t)=8.7±1.5)。南極近位大陸棚(ODPサイト1171およびサイトU1356)は49~48Maの間に顕著な侵食イベント,これらのサイトでのバルク堆積物の組成に対する海水化学における~2ε_Ndユニット負エクスカーションによって明らかにされたことを明らかにした。侵食イベントは,前期始新世の気候最良期後のピーク温暖の停止と一致し,研究領域を横切って記録された冷却と関連し,南極深層水の輸出を増加させ,始新世の温室気候における南大洋循環の複雑さと重要性を強調した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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第四紀 

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