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J-GLOBAL ID:201702268829278507   整理番号:17A1407211

アレルギー誘発性Ole e 1様タンパク質のエンドリソソーム分解:T細胞エピトープ含有ペプチドを明らかにする蛋白質分解部位の解析

Endolysosomal Degradation of Allergenic Ole e 1-Like Proteins: Analysis of Proteolytic Cleavage Sites Revealing T Cell Epitope-Containing Peptides
著者 (9件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: WEB ONLY  発行年: 2017年08月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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蛋白質のエンドリソソームプロテアーゼに対する感受性に関する知見は免疫原性に関する貴重な情報をもたらす。Ole e 1様蛋白質は関連アレルゲンと考えられているが,その免疫原性およびT細胞エピトープにかんする知見はとんどない。したがって,代表的分子六種,すなわち,Ole e 1,Fra e 1,Sal k 5,Che a 1,Phl p 11およびPla 11を調べた。JAWS II樹状細胞のミクロソーム画分を用いてエンドリソソーム分解およびペプチド生成のシミュレーションを行った。ゲル電気泳動および質量分析によって反応速度とペプチドパターンを評価した。ProPredを用いてin silicoMHC(主要組織適合性複合体)クラスII結合予測を行った。切断部位を一次および二次構造に帰属させ,プロテアーゼカテプシンSとOle e 1間のin silicoドッキング実験を行った。とくにC末端における類似ペプチドプロファイルを検出したが,エンドリソソーム分解時において異なる反応速度を観察した。典型的には,同定したペプチドクラスタは既報Ole e 1のT細胞エピトープからなり,T細胞エピトープのin silico分析と一致した。結果はアレルゲンプロセシングにおける折畳の重要性を強調したが,大きなフレキシブルループ内に位置する保存された切断部位がそのことを反映した。In silicoドッキングおよび質量分析は,最初のOle e 1切断の一つが位置107~108で生じることを示した。本結果はOle e 1様蛋白質のエンドリソソーム処理に関する速度論的および構造的情報をもたらした。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞分裂・増殖  ,  抗原・抗体・補体一般 

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