文献
J-GLOBAL ID:201702268831055556   整理番号:17A1491434

Glycine maxL.におけるCr誘起細胞損傷と壊死:葉緑体における酸化的損傷の生化学的機構【Powered by NICT】

Cr-induced cellular injury and necrosis in Glycine max L.: Biochemical mechanism of oxidative damage in chloroplast
著者 (6件):
資料名:
巻: 118  ページ: 653-666  発行年: 2017年 
JST資料番号: W1643A  ISSN: 0981-9428  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: フランス (FRA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
植物に関与する細胞死のクロム毒性と機構はまだ完全には解明されていない。これらの過程の事象を理解するために,三価と六価クロム化合物を用いたダイズ植物,すなわち,塩基性硫酸クロム(BCS)と重クロム酸カリウム(K_2Cr_2O_7)のストレス応答を調べた。クロム蓄積のための気孔開口,ワックス堆積と毛状突起の存在のための葉表面形態をSEM-EDAXと光学顕微鏡により調べた。葉肉細胞完全性はトリパンブルー染色により同定した;クロロフィル自己蛍光,ROS産生とミトコンドリア機能は異なる染料を用いた蛍光顕微鏡により調べた。単離葉緑体は原子吸光法による微量栄養素と全クロム含有量を分析した。葉緑体における高いCrレベルと減少したFe,CuとZn含有量は微量栄養素の吸収不良を生じる非常に可溶性Cr~6+種の活性輸送を明らかにした。葉緑体中のCr(V)とCr蓄積を電子常磁性共鳴信号のg=1.98で注目された。Fourier変換赤外(FTIR)スペクトルから観察されたようにCr(VI)で改良した土壌で生育した植物は,葉緑体中の生体高分子の化学修飾を示した。葉緑体DNA損傷はDAPI染色により確認した。Cr(VI)処理植物は様々な生化学パラメータのレベルの有意な減少を示した。結果はCr(VI)誘導活性酸素種(ROS)産生はオルガネラにおける酸化ストレス関連変化,特に葉緑体で生成し,細胞死をもたらすことを明確に示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物生理学一般  ,  酵素生理 

前のページに戻る