抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
製薬業界における技術移転について述べた。技術移転を好まない企業もあり,技術移転を希望すれば必ず相手が見つかる訳でもない。しかし,より現地に近いところで生産できれば,その国の規制に合った生産が可能であり,輸出するより同じ収益を得るために技術移転はある意味で合理的である。技術移転にはリスクを伴う。同じように作っても期待道理にならないことがある。そのリスクを防止するためにあらかじめ問題点を抽出する,プロセスの標準化を行う,地元のスタッフの教育を行う,十分な報酬を支払うなどの対策を講じる必要がある。オランダのPatheon社の技術移転の成功例を3例紹介した。ここで指摘したいことは製薬業界では技術移転によって間違いなく収益を増やすことができるということである。