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J-GLOBAL ID：201702268902984088   整理番号：17A0492410

高い過飽和条件における均一系核形成の改善されたモデル アルミニウム蒸気

An improved model of homogeneous nucleation for high supersaturation conditions: aluminum vapor

著者 (2件)： Savel’ev A. M. (Central Institute of Aviation Motors, Scientific Educational Center “Physical and Chemical Kinetics and Combustion” Aviamotornaya 2, Moscow, Russian Federation. [e-mail]) ,  Starik A. M.
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 19  号： 1  ページ： 523-538  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 小クラスタの熱力学関数処理により定常状態核形成の新しいモデルを導いた。広範囲の過飽和値(S=10~120)における水蒸気の核形成速度に関する実験データによりモデルを確認し,高い過飽和値において従来の古典的核形成モデルに比べて実験値との一致が大幅に改善された。導いた定常状態および非定常状態核形成モデルを用いてアルミニウム蒸気の核形成の分かりやすい解析を行った。いくつかの過飽和度において二重ポテンシャル核形成障壁の存在を示した。この障壁の存在によって亜臨界クラスタの定常状態分布達成が顕著に遅れることを明らかにした。本研究の非定常状態モデルおよび液滴近似モデルは核形成遅れ時間τ_sの異なる予測値を与えることを実証した。液滴モデルはτ_s値を顕著に(1桁以上)過小評価する場合があった。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： *核形成 ,  *アルミニウム ,  *気相成長 ,  水蒸気 ,  過飽和 ,  ポテンシャル障壁
準シソーラス用語： モデル評価 ,  核形成速度 ,  定常状態 ,  非定常状態

分類 (2件)： 金属の結晶成長  (BK13030M) ,  固-気界面一般  (CB12041H)

タイトルに関連する用語 (5件)： 過飽和 ,  核形成 ,  モデル ,  アルミニウム ,  蒸気