抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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諸外国における道路課金の事例を紹介し,道路の通行への課金が貨物車の重量違反を抑制し道路インフラの損傷を軽減し,渋滞の解消やドライバーの行動変容を促すことを示す。EUでは,国境をまたがって長距離移動することが多い重量貨物車を対象にEU指令に基づき課金する。当初無料だったドイツのアウトバーンには,修繕費用負担のためにビニエット方式の課金制度が導入され,一般道路や連邦道路にも課金されるようになった。シンガポールでは無線通信による電子課金(ERP方式)を導入し,ロンドンやストックホルムのロードプライシングは交通渋滞緩和や生活環境改善の参考になる。米国では,乗車人数が少ない車両に課金するレーンを設置する。