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J-GLOBAL ID:201702268983539292   整理番号:17A0642068

リチウム化銅表面との相互作用における3種類のイオン性液体の単色X線光電子分光法の研究

Monochromatic X-ray Photoelectron Spectroscopy Study of Three Different Ionic Liquids in Interaction with Lithium-Decorated Copper Surfaces
著者 (5件):
資料名:
巻: 121  号:ページ: 2675-2682  発行年: 2017年02月09日 
JST資料番号: W1877A  ISSN: 1932-7447  CODEN: JPCCCK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Li電池用の電解質としてイオン液体が期待されている。清浄なCuフォイル上に超高真空下でLiを蒸着し更にその表面上に三種類の室温イオン液体,1-ブチル-1-メチルピロリジニウムビス[フルオロスルホニル]イミド([Py1,4] FSI),1-ブチル-1-メチルピロリジニウムビス[トリフルオロメチルスルホニル]イミド([Py1,4] TFSI) 1-オクチル-3-メチルイミダゾリウムビス(トリフルオロメチルスルホニル)イミド([OMIm] TFSI)を各々物理蒸着してLiとの化学反応の比較研究を行った。単色X線光電子分光法を用いてLiとそのイオン液体との相互作用を調べた。この結果からFSI-,TFSI-アニオンが分解し,LiFとLi2Oの生成が見出された。更にSの2p,Oの1sとNの1sスペクトルは更なる分解生成物があることを示していた。それらの化学種の生成量よりTFSI-はFSI-よりも[Py1,4]カチオンに関してアニオン分解の仕組みになんら明瞭な差は認められないがより安定であることが分かった。更にそのカチオン構造の変化と同時にアニオン/カチオン比の変化がそのスペクトルに認められた。カチオンがLi/Cu表面で特にLiとの相互作用の為部分的に分解しており,特に[OMIm]TFSIの場合最も分解しているのが認められた。
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分類 (3件):
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電池一般  ,  固-液界面  ,  金属の表面構造 
物質索引 (6件):
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