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J-GLOBAL ID:201702269006047483   整理番号:17A0915262

通風ドアに用いるアレイ状の枝管消音器に関する研究(直線的に拡大する形状の枝管による減音特性の改善)

Study of arrayed side branch silencer for ventilation door (Improvement of attenuation characteristic using of the linear expanded shape side branch tube)
著者 (3件):
資料名:
巻: 83  号: 850  ページ: ROMBUNNO.16-00575(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: U0182B  ISSN: 2187-9761  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本論文では,ドアの厚さと開口率によって体積が制限された消音器について,様々な横断面形状を検討し,減音特性の改善を行った結果について報告する。消音器の評価方法としては,インピーダンス管を用いた透過損失の測定,および理論解析に基づく透過損失の計算を行い,それぞれの結果を用いて消音器の性能を評価し,最適な消音器形状,また連続配置に最適な消音器形状について検証を行った結果,以下のことが明らかとなった。通風ドアに内装することを想定した開口率1/3の枝管消音器について,透過損失の理論解析により形状の最適化を行い,横断面形状が直線的に拡大する形状の枝管を見出した。また,理論解析に基づく試料を製作し実験を行った結果,両者はよく一致した。また,枝管部の横断面形状を直線的に拡大する形状にすることにより,減音ピークの周波数を低減することが出来た。これらを,4つ組み合わせた消音器では,通風ドア内に連続配置が可能であり,広い帯域に亘り約5dBの平坦な透過損失が得られた。(著者抄録)
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分類 (2件):
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その他の建築部分  ,  音波伝搬 
引用文献 (14件):
  • Bolt, H. R., Labate, S. and Ingård, U., The acoustic reactance of small circular orifices, Journal of the Acoustical Society of America, Vol. 21, No. 2 (1949), pp. 94-97.
  • Kawase, Y. and Fuziwara, K., Broadbanding and miniaturization of a silencer composed of acoustically soft boundaries, Journal of Acoustical Society of Japan, Vol. 66, No. 4 (2010), pp. 157-165 (in Japanese).
  • Kawahashi, M., Hossain, A., Koduka, K. and Hirahara, H., Finite amplitude standing wave in an axi-symmetric closed duct with cross-sectional area change, Transactions of the Japan society of Mechanical Engineers, Series B, Vol. 68, No. 669 (2002), pp. 1352-1359 (in Japanese).
  • Matsumoto, T., Okubo, T. and Yamamoto, K., Prediction of sound insulation of absorptive louvers, Journal of Acoustical Society of Japan, Vol. 67, No. 9 (2011), pp. 385-394 (in Japanese).
  • National institute for land and infrastructure management of the ministry of land, infrastructure, Transport and tourism, independent administrative agency building research institute Ed., The design guideline for a spontaneous cyclical form residence, Institute for building environment and energy conservation (2005), pp. 34-53 (in Japanese).
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