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J-GLOBAL ID:201702269030189874   整理番号:17A0208235

モモ圃場におけるカブリダニの植物餌資源の利用

著者 (3件):
資料名:
巻: 71  号:ページ: 92-98  発行年: 2017年02月01日 
JST資料番号: G0617A  ISSN: 0037-4091  CODEN: SHBOA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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カブリダニは花粉を餌資源として利用している可能がある。モモ圃場で,飛散している花粉の採集・分類,ハダニ,カブリダニの発生状況及び種構成の調査,カブリダニから植物DNAおよびハダニDNAの検出を行った。調査は岡山県倉敷市のモモ圃場4カ所で行った。はじめに,ハダニ及びカブリダニ,花粉の採集・分類,カブリダニからの植物DNA及びハダニDNAの検出方法を紹介する。カブリダニの種構成は圃場により異なり,圃場によりニセラーゴカブリダニ,ミヤコカブリダニ,コウズケカブリダニが優占した。モモ圃場で採集された花粉はマツ科とイネ科の花粉が主であった。植物DNAはメヒシバ(ITS領域)とアカマツ(葉緑体配列)が検出され,花粉由来である可能性が高い。また,同時にハダニのITS領域も検出されたことから,花粉とハダニを同時に利用していることが示唆される。マツ科,イネ科の花粉がカブリダニに及ぼす影響を文献から考察する。
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昆虫・ダニによる植物被害 
引用文献 (28件):
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