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J-GLOBAL ID:201702269068178725   整理番号:17A1557329

キンギョのノナペプチドイソトシン:セロトニン作動性調節と機能的役割食物摂取と下垂体ホルモン放出の制御の証拠【Powered by NICT】

The nonapeptide isotocin in goldfish: Evidence for serotonergic regulation and functional roles in the control of food intake and pituitary hormone release
著者 (5件):
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巻: 254  ページ: 38-49  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0844B  ISSN: 0016-6480  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ノナペプチドは神経内分泌脳で合成され,脊椎動物の生理的機能を調節する中枢および末梢受容体に作用するペプチドの高度に保存されたファミリーである。オキシトシン様及びバソプレシン様ノナペプチドとそれらの受容体の二遺伝子ファミリー,ならびにそれらの独立した神経回路の神経解剖学の進化は脊椎動物種を超えて良く特性化されているが,脊椎動物の生理学的役割に関する比較研究は遅れている。本研究では,イソトシン,哺乳類オキシトシンの硬骨魚相同体の比較神経内分泌機能と調節に焦点を当てた。特に,イソトシンは食品摂取と生殖に及ぼす反対の効果,ほ乳類種におけるその相同体オキシトシンの良く知られた効果を示すという仮説を検討した。キンギョ,食物摂取と生殖の神経内分泌調節のよく特定されたモデルを用いて,ここではイソトシンは食欲抑制因子として作用する下垂体黄体形成ホルモンおよび成長ホルモン放出に及ぼす刺激効果を発揮することを示した。キンギョにおける生殖ホルモンの食物摂取と下垂体放出に対するセロトニンの二重阻害的及び促進的役割を考え,免疫組織化学および薬理学的アプローチを用いて両システム間の潜在的クロストークを調べた。結果は,視索前野及び下垂体における巨大細胞isotocinergicニューロンのセロトニン作動性調節のための神経解剖学的および薬理学的証拠を提供した。まとめると,これらの知見は最初にキンギョにおける食物摂取と生殖の調節におけるセロトニン作動性およびnonapeptidergicシステム間の神経内分泌クロストークを研究するための基礎を提供し,次に脊椎動物の両方で生理学的過程の差次的神経内分泌調節におけるオキシトシン様ペプチドの保存された機能を示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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生理活性ペプチド  ,  進化論一般 

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