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J-GLOBAL ID:201702269084160418   整理番号:17A1387706

変形性膝関節症患者におけるビタミンD補給の膝滲出液滑膜炎体積測定と効果【Powered by NICT】

Knee effusion-synovitis volume measurement and effects of vitamin D supplementation in patients with knee osteoarthritis
著者 (14件):
資料名:
巻: 25  号:ページ: 1304-1312  発行年: 2017年 
JST資料番号: W3157A  ISSN: 1063-4584  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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膝関節滲出液滑膜炎体積の尺度を開発するために,24ケ月以上にわたり 変形性膝関節症(OA)と低ビタミンDレベル患者における滲出性滑膜炎に対するビタミンD補給の影響を調べた。低25(OH)Dレベル(12.5 60 ンモール/l)症候性膝OA患者は,多施設,無作為化,プラセボ対照,及び二重盲検試験に参加した。参加者(年齢63±7歳,女性208名)を24か月間50,000IU月ビタミンD3(n=209)またはプラセボ(n=204)のいずれかに割り当てた。膝蓋上と他の領域での膝関節滲出液滑膜炎体積はOsiriXソフトウェアを用いて磁気共鳴イメージング(MRI)で測定した。級内相関係数(ICC)を用いて,日間及び検者内信頼性を試験した。最小有意変化基準を用いて浸出滑膜炎体積の増加/減少を明らかにした。しん出滑膜炎容積測定の再現したICC0.93~0.99と高かった。24か月を通じて,しん出液滑膜炎体積は,ビタミンD群で安定していたが有意な群間差(1.94ml,95%信頼区間(CI):3.54~ 0.33)とプラセボで増加した。この効果はベースライン噴散滑膜炎を伴うものおよび膝蓋上噴散滑膜炎を伴う明らかであった。しん出滑膜炎体積の増加に比例したビタミンD群で低かったプラセボ(リスク比(RR):0.87;95%CI:0.77,0.97)。高度に再現性のある噴散滑膜炎体積測定は,OA試験における有望な転帰尺度となり得るだろう。ビタミンD補給は炎症性OA表現型患者に利益をもたらす可能性がある滲出液滑膜炎の進行を遅延させることができた。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
リハビリテーション  ,  神経系疾患の薬物療法  ,  運動器系疾患の外科療法 

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