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J-GLOBAL ID:201702269113495519   整理番号:17A1759773

山地河川における河床変動と魚道の流入土砂量の制御に関する研究

STUDY ON THE SEDIMENT OF MOUNTAINOUS RIVER AND CONTROL OF RIVERBED MATERIALS INTO FISHWAY
著者 (2件):
資料名:
巻: 45th  ページ: 341-346  発行年: 2017年10月21日 
JST資料番号: L4127A  ISSN: 1345-9589  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本研究は,河道の流送土砂によって魚道内に堆積した土砂量を把握し,魚道と河道の相互作用を明らかにすることを目的として,出水時における河道の河床変動及び魚道内の土砂堆積の把握,洪水前後の魚道プール内堆積土砂量の現地計測などを行った。対象河川においてトータルステーションによる地形測量,UAVによる写真測量を実施し,GISソフトを用いて河道および魚道内の地形情報を3次元化した。水位上昇が1.1mの洪水規模において,堰上流60mの区間で最大1.0mの河床低下が確認でき,河床低下量は上流への距離に比例して増加することが把握された。また,洪水時を想定した数値モデル(流量100m3/s)において,堰上流部から流送された土砂の一部は,右岸側の魚道に流入することが示唆され,簡易床固め工を試験施工した。さらに,洪水時の越流量の増大によって魚道プール部内の堆積土砂はほぼ一掃されたが,下流側の巨石や凹地等の影響を受けて堆積が集中するプール部が存在した。数値解析から,この発生箇所は河道からの流れの集中によって魚道からの越流水へ影響を与えた可能性があり,魚道設計において洪水時を想定した魚道の設置条件などの事前検討が重要性であることが示唆された。(著者抄録)
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分類 (1件):
分類
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湖沼学,河川学 

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