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J-GLOBAL ID：201702269129535633   整理番号：17A0560983

二酸化炭素の有効利用 CO₂からの化成品製造 CO₂を直接原料とするポリマー製造を中心に

著者 (1件)： 杉本裕 (東京理大)
資料名： 環境浄化技術  (Environmental Solution Technology)
巻： 16  号： 3  ページ： 62-74  発行年： 2017年05月01日 
JST資料番号： L4697A  ISSN： 1347-9970  CODEN： KJGAAZ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： CO₂の化学的利用を紹介する前に,CO₂の性質について,安定的で不活性,低活性であることなどを,化学式を交えて解説した後,CO₂化学的利用の分類として,還元的変換と非還元的変換について詳しく説明した。CO₂の化学的利用の代表例として,既に工業化されたり,今後工業化が期待される有機基礎化成品の合成について,尿素の合成,メタノールの合成,メタンの合成,環状カーボネートの合成について紹介した。現在,石油化学製品として作られているポリマーの合成について,石油の枯渇を見越してCO₂からの合成に力を入れる必要があることから,ポリマーの一種CO₂由来の脂肪族ポリカーボネートの合成について詳しく説明した。更に,CO₂由来脂肪族ポリカーボネートの物性向上のための研究として,ガラス移転温度,導電性,親水性・水溶性,側鎖反応性に関する研究を紹介した。

シソーラス用語： *二酸化炭素 ,  利用 ,  製品 ,  化学表記法 ,  還元 ,  *工業化 ,  重合体 ,  *脂肪族ポリカーボネート ,  導電性 ,  親水性 ,  側鎖
準シソーラス用語： *ポリマ ,  化学式 ,  *化成品 ,  *有効利用

分類 (5件)： ガス化学工業  (YB02070O) ,  製造工程とその装置  (YH03000O) ,  資源回収利用  (SC05060V) ,  無機重合体  (YH07140R) ,  脂肪族尿素・カルバミド酸・グアニジン  (CF03240W)

タイトルに関連する用語 (6件)： 二酸化炭素 ,  有効利用 ,  CO2 ,  化成品 ,  原料 ,  ポリマー製造