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J-GLOBAL ID：201702269138043326   整理番号：17A1220676

電気泳動堆積によるダイヤモンドナノ粒子薄膜の形成

Formation of diamond nanoparticle thin films by electrophoretic deposition

著者 (4件)： GOTO Yosuke (Tokyo Univ. Agriculture and Technol., Tokyo, JPN) ,  OHISHI Fujio (Kanagawa Univ., Kanagawa, JPN) ,  TANAKA Kuniaki (Tokyo Univ. Agriculture and Technol., Tokyo, JPN) ,  USUI Hiroaki (Tokyo Univ. Agriculture and Technol., Tokyo, JPN)
資料名： Japanese Journal of Applied Physics  (Japanese Journal of Applied Physics)
巻： 55  号： 3S2  ページ： 03DD10.1-03DD10.6  発行年： 2016年03月 
JST資料番号： G0520B  ISSN： 0021-4922  CODEN： JJAPB6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ダイヤモンドナノ粒子の薄膜を,水,エタノール,及び2-プロパノール中の0.5重量%分散を用いて電気泳動堆積により作製した。膜成長速度は電極にかける電圧とともに増加した。しかし,電圧の過剰増加は膜形態の劣化を招いた。最適電圧は電極間隔5mmに対し4Vであった。膜成長速度は,水中よりも有機溶液中の方が大きかった。堆積膜は,平滑表面を有し,平均表面粗さは源材料の原粒子サイズとほぼ同じだった。EPD膜はスピンコート膜やキャスト膜より相当に高い物理的安定性を有した。安定性は熱的にアニールすることで更に改善した。IR分析は,ダイヤモンドナノ粒子が表面上にカルボキシ基及びアミノ基を有することを明らかにした。EPD膜の安定性は,これらの官能基間の化学反応に由来すると考えられる。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *電気泳動堆積 ,  *ダイヤモンド ,  *ナノ粒子 ,  *薄膜成長 ,  安定性 ,  焼なまし ,  *官能化 ,  カルボキシ基 ,  アミノ基 ,  表面粗さ ,  電流電圧特性 ,  Poole-Frenkel効果

分類 (3件)： その他の無機化合物の薄膜  (BK14060A) ,  炭素とその化合物  (YB02060D) ,  その他の無機化合物の電気伝導  (BM03044O)

引用文献 (37件)：

• J. C. Angus, Thin Solid Films 216, 126 (1992).
• G. Popovici and M. A. Prelas, Diamond Relat. Mater. 4, 1305 (1995).
• M. A. Quiroz and E. R. Bandala, in Synthetic Diamond Films, ed. E. Brillas and C. A. M. Huitle (Wiley, New York, 2011) p. 57.
• O. Auciello, J. Birrell, J. A. Carlisle, J. E. Gerbi, X. Xiao, B. Peng, and H. D. Espinosa, J. Phys.: Condens. Matter 16, R539 (2004).
• M. Panizza and G. Cerisola, Electrochim. Acta 51, 191 (2005).

タイトルに関連する用語 (4件)： 電気泳動堆積 ,  ダイヤモンド ,  ナノ粒子 ,  薄膜