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J-GLOBAL ID：201702269159420576   整理番号：17A1615535

農業ICTの標準化動向と今後 6 環境情報のデータ交換インタフェース

著者 (1件)： 大塚恭平 (富士通総研)
資料名： 施設と園芸
号： 179  ページ： 43-45  発行年： 2017年10月25日 
JST資料番号： L4219A  ISSN： 0912-666X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 環境情報の標準化のための農業ITシステムで用いる環境情報のデータ項目に関する個別ガイドラインに定義されているデータ交換インタフェースについて,その特徴を解説した。農業データの連携基盤構築の取組等,個々の農家・企業で取得されているデータを共有し,新しい価値を産み出すことが目指されている中で,様々なセンサーのデータを横断的に利用するためにも,データ形式,取得方法が標準化されることが求められる。環境情報のデータ交換を標準化させるためには,環境情報項目の名称および単位の一致,センサーの設置場所や設置環境のメタ情報の記録,データの信頼性の確保,データ形式および取得方式の一致といった多くの対応が必要となる。標準化には目的が必要であり,施設園芸において,どのシーンでセンサーデータを比較・交換・分析・利用するかを定めた上で,ガイドラインで示された標準規格にどこまで対応するかを決めることが肝要であると思われた。

シソーラス用語： *情報技術 ,  *通信技術 ,  *標準化 ,  情報 ,  環境管理 ,  インタフェイス ,  *情報交換 ,  データフォーマット ,  *XML【マークアップ言語】 ,  システムインタフェイス ,  *施設栽培 ,  *データ
準シソーラス用語： API【計算機】 ,  CSV形式 ,  Excel形式 ,  *ICT ,  *XML形式 ,  データ形式 ,  データ交換 ,  *データ交換インタフェース ,  ユビキタス環境制御システム ,  環境情報 ,  *施設園芸

分類 (2件)： 作物栽培施設  (FB03040V) ,  技術の標準化・規格  (JA01060E)

引用文献 (5件)：

• 内閣官房 IT総合戦略本部 新戦略推進専門調査会分科会 取りまとめ等: http://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/senmon_bunka/nougyou.html
• 内閣官房 IT総合戦略本部 <GL2>農業ITシステムで用いる環境情報のデータ項目に関する個別ガイドライン(第3版)(平成29年3月10日取りまとめ): http://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/senmon_bunka/shiryo/170310g12.pdf
• 内閣官房 IT総合戦略本部 <GL4>農業情報のデータ交換のインタフェースに関する個別ガイドライン(第2版)(平成29年3月10日取りまとめ): http://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/senmon_bunka/shiryo/170310g14.pdf
• 国立研究開発法人 防災科学技術研究所 センサーAPI(Senser Obserbation Service)仕様書Ver.1.0.0 2015/9/1 https://ecom-plat.jp/fbox.php?eid=18184
• 野田五十樹,小野雄太郎,神成淳司. 農業の情報化における標準化に関する考察. 日本人工知能学会全国大会. 6月 2011. https://kaigi.org/jsai/WEBprogram/2011/pdf/105.pdf

タイトルに関連する用語 (7件)： 農業 ,  ICT ,  標準化 ,  動向 ,  環境情報 ,  データ交換 ,  インタフェース