抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
・標題連載論文の第17回(2017年10月号)ではGIS(Geographic Information System)によって活断層,火山,重力図などを地質図と重ね合わせて表示できる地質図Naviを紹介。
・本論文では,身の回りの土地の成り立ちとその土地の自然災害リスクを確認でき,国土地理院が地理院地図上で公開している地形分類図について記述。
・国土地理院では防災対策や宅地開発などの計画策定に必要な土地の情報を提供するために,紙面図で提供してきた地形分類図を2016年3月9日から地理院地図上で表示できるようにしたことの説明。
・また,2017年3月29日にリニューアルし,1)治水地形分類図の追加,2)地形分類(自然地形)と地形分類(人工地形)への分類,3)「その他の地形」の詳細分類を行った。地形分類(自然地形)では土地の成り立ちから自然災害リスクを確認でき,地形分類(人工地形)では切土地,盛土地など人工的に改変された土地に関するリスク確認可能の記述。
・実際に東京都千代田区神田神保町付近の土地の地形分類(自然地形)で台地・段丘であった以外の多くが盛土地・埋立地であり,台地・段丘の一部の切土地の土砂で周辺の土地を盛土したことを地形分類(人工地形)によって確認可能も記述。