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J-GLOBAL ID:201702269188305619   整理番号:17A1061657

「衝撃吸収帯」仮説:頭蓋顔面外傷後の前頭洞容積と脳損傷との関連性【Powered by NICT】

The “Crumple Zone” hypothesis: Association of frontal sinus volume and cerebral injury after craniofacial trauma
著者 (9件):
資料名:
巻: 45  号:ページ: 1094-1098  発行年: 2017年 
JST資料番号: W3336A  ISSN: 1010-5182  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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副鼻腔は意義不明の複雑な解剖学的構造である。一つの仮説は,鼻腔,外傷の事象では,しわ状帯として機能する脳および他の重要な構造を保護するためにエネルギーを分配し,吸収することを理論づけた。本研究では,前頭洞(FS)体積と頭蓋顔面外傷後の脳損傷の重症度を調べた。2011~2014レベル1の外傷センターに入院したFS破壊の全ての患者を,後ろ向きにレビューした。FS体積は独自の領域成長セグメンテーションツールを用いた入院時のコンピューター断層撮影(CT)から測定した。頭部外傷頭蓋内病態とそれらの対応するマーシャルスコアの特定タイプの存在に基づいて分類した。FS破壊は,165人の患者で入院時CT上で同定した。男性患者は女性(8.4±6.3 vs. 4.0±2.9 cm~3, p<0.001)と比較して有意に大きいFS容積を有していた。より小さなFS体積は,年齢,性別,機構,ISS,及び入院時GCSの独立した悪いマーシャルスコア(p=0.041)と脳挫傷のより高い発生率(p=0.016)と有意に関連した。FS体積とマーシャルスコアの間の逆相関は,統計的に有意であった(Spearman相関係数= 0.19,p<0.015)。より小さなFS体積は頭蓋内傷害を受け,神経外科的介入を受け,悪い臨床的転帰を有していたとくも膜下出血(p=0.074)と硬膜下血腫(p=0.080)との関連に関して重要性への傾向と,より長い入院期間(p<0.001)の統計的に有意な関連を示した患者で観察された。FS体積は頭蓋顔面外傷後の頭蓋内病理学の重症度と逆相関する。著者らの発見は「しわ状帯」仮説と一致し,FSは頭蓋内損傷を緩和する役割を果たすことを示唆した。さらに,FS体積は男性および女性患者の間で有意に異なっていた。これは更なる検証を保証する新しい発見である。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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耳・鼻・咽頭・喉頭の疾患  ,  免疫性疾患・アレルギー性疾患一般 

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