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J-GLOBAL ID：201702269217559165   整理番号：17A0907518

湿性降下物の塩化物/臭化物比における大陸規模での変動【Powered by NICT】

Continental-scale variation in chloride/bromide ratios of wet deposition

著者 (3件)： Short M.A. (Research School of Earth Sciences, The Australian National University, Canberra, Australian Capital Territory 2601, Australia) ,  de Caritat P. (Research School of Earth Sciences, The Australian National University, Canberra, Australian Capital Territory 2601, Australia) ,  McPhail D.C. (Research School of Earth Sciences, The Australian National University, Canberra, Australian Capital Territory 2601, Australia)
資料名： Science of the Total Environment  (Science of the Total Environment)
巻： 574  ページ： 1533-1543  発行年： 2017年 
JST資料番号： C0501B  ISSN： 0048-9697  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 塩素と臭素は大気元素循環に重要な役割を果たし,流域研究における重要な環境トレーサーであるため,理解することは,地球の表面近傍でのそれらの分布はそれらの挙動を解読するため必須である。Cl~ 及びBr~ 濃度湿性沈降の最初の大陸規模解析,北アメリカを横断して採取した毎週試料の六年半に基づいて提示した。最近開発された補完アルゴリズムは,打ち切りBr~値の高比率だけでなく,他の被検質八種,九検体の多変量関係に基づいて推定した。結果は,湿性沈降中のこれらの二種のイオン,及び湿性沈着量のCl~ /Br~ 比の濃度は距離と共に減少することを見出した以前の研究と一致した。海岸の近くでは,湿性沈降のCl~ /Br~-比は海水で見出された比と類似していた(質量で約288),急速に約200kmの海水比の約三に減少内陸,~1500km内陸部で20~10の質量比に達し,対数回帰後の非常に低い速度で減少した。Niagara FallsとGreat Salt湖は近位部位における湿性沈着の上昇Cl~ /Br~ 比に基づく大気溶質の局在源として同定した。著者らの観察は,Cl~ /Br~ 比は海岸からの距離増加と共に系統的に低下しことを示したことを以前の研究で示した知見に更なる信頼を提供し,他のプロセスの潜在的交絡影響,気象パターン,化学的挙動と人為的活動などにもかかわらず。著者らの結果は,Cl~ /Br~ 比部位特異的データが存在しない場合における湿性沈着源水の改善された推定を提供する。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： アルゴリズム ,  塩素 ,  エアロゾル ,  *塩化物 ,  内陸 ,  臭素 ,  溶質 ,  海岸 ,  湿性沈降 ,  流域 ,  海水 ,  北アメリカ ,  *大陸 ,  イオン
準シソーラス用語： レインアウト , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 塩化物 ,  臭化 ,  塩分 ,  海塩エーロゾル ,  環境トレーサ ,  大気化学

分類 (1件)： 気圏環境汚染  (SB03020M)

タイトルに関連する用語 (4件)： 塩化物 ,  臭化物 ,  大陸 ,  規模