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J-GLOBAL ID:201702269373928382   整理番号:17A0255080

胆道癌患者における上皮間充織遷移と臨床成績に対するマイクロRNA200ファミリーおよびマイクロRNA205の関連性

Relevance of MicroRNA200 Family and MicroRNA205 for Epithelial to Mesenchymal Transition and Clinical Outcome in Biliary Tract Cancer Patients
著者 (18件):
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巻: 17  号: 12  ページ: WEB ONLY  発行年: 2016年12月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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大規模な間質相互作用は,胆道癌(BTC)患者の悲惨な結果の1つの理由である。上皮間充織遷移(EMT)は腫瘍浸潤と転移に関与し,部分的にマイクロRNA(miRNA)により調節される。本研究は,それぞれ定量リアルタイムポリメラーゼ連鎖反応,ウェスタンブロットおよび免疫組織化学により,一連のBTC細胞株および臨床試料において抗EMT miR200ファミリー(miR141,miR200a/b/c,miR429)およびmiR205や,EMT関連タンパク質E-カドヘリンとビメンチンの発現を探る。マイクロRNAの発現は,(i)E-カドヘリンおよびビメンチンの発現パターン,(ii)臨床病理学的特徴,および(iii)生存データに相関した。マイクロRNA200ファミリーおよびmiR205は全てのBTC細胞と臨床試料において発現した。E-カドヘリンおよびビメンチンはin vitroおよびin vivoの療法で相互排他的な発現パターンを示した。miR200ファミリーのメンバーの発現はBTC細胞および試料においてE-カドヘリンと正に相関し,ビメンチンと負に相関した。(miR205ではなく)miR200ファミリーのメンバーとE-カドヘリンの高い発現はより長い生存と関連する一方,低いmiR200ファミリーおよび高いビメンチンの発現は,生存に不利であることの予測因子であった。全体として本研究は,BTC腫瘍のEMTにおけるmiR200ファミリーの関連性を立証し,ポジティブな臨床成績の予測因子としてこれらのmiRを示唆する。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
消化器の腫よう  ,  遺伝子発現 

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