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J-GLOBAL ID:201702269419892369   整理番号:17A1119823

BH3模倣A BT 737はCD34~+急性骨髄性白血病細胞のアポトーシスを誘導し,従来の化学療法剤との相乗効果を示す【Powered by NICT】

BH3 mimetic ABT-737 induces apoptosis in CD34+ acute myeloid leukemia cells and shows synergistic effect with conventional chemotherapeutic drugs
著者 (5件):
資料名:
巻: 13  号:ページ: e144-e152  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2498A  ISSN: 1743-7555  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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目的:急性骨髄性白血病(AML)は,免疫表現型的に不均一な悪性疾患である。初期未成熟CD34~+AML細胞亜集団はしばしば集中化学療法に影響されない,AMLの再発に大きく関与している。CD34~+AML細胞はCD34~-亜集団よりも高レベルBcl-2蛋白質発現であった。そのようなものとして,Bcl-2を特異的に標的とする薬の開発は未成熟CD34~+AML前駆細胞を除去し,治療的メリットを提供する可能性がある。本研究では,CD34~+AML細胞株(K G1aとKasumi-1)およびCD34~+原発性AML細胞に対する新しいBcl-2ファミリー阻害剤A BT-737の細胞毒性効果を調べる試みを行った。【方法】初代ヒトCD34~+細胞はCD34MicroBeadキットを用いた骨髄単核細胞から単離した。増殖阻害効果は,細胞計数キット-8により測定した。アポトーシスは,アネキシンV/PI分析により解析した。蛋白質発現は,ウェスタンブロット解析により決定した。A BT 737によるBcl-2の【結果】阻害はCD34~+正常造血細胞に影響を与えることなく,CD34~+AML細胞株およびCD34~+一次AML細胞の増殖と誘導されたアポトーシスを効果的に阻害した。更に,ウエスタンブロット分析は,A BT 737はカスパーゼ-3活性化及びポリADP-リボースポリメラーゼ(PARP)分解と関連したアポトーシスを誘導することを示した。最後に,A BT-737はCD34~+急性骨髄性白血病細胞におけるシタラビンとダウノルビシンの細胞毒性作用を相乗的に高めた。【結論】以上のことから,これらの知見は,A BT-737はCD34~+AMLにおける有望な分子標的剤として提供する可能性があることを示した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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血液の腫よう 

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