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J-GLOBAL ID：201702269433386424   整理番号：17A1529343

ヒドロキシサフラニンAは,心筋細胞における低酸素/再酸素化損傷に対するMst1キナーゼの活性化を阻害することにより,保護作用を示していることが示唆された。【JST・京大機械翻訳】

Protective effect of hydroxysafflor yellow A on anoxia-reoxygenation injury of myocardial cell by inhibiting the activation of Mst1

著者 (5件)： Zhang Qiong (徐州医科大学,江蘇 徐州,221000) ,  Li Yanru (徐州医科大学,江蘇 徐州,221000) ,  Zhang Song (徐州医科大学,江蘇 徐州,221000) ,  Chen Bingbing (徐州医科大学,江蘇 徐州,221000) ,  Zhang Zhuoqi (徐州医科大学,江蘇 徐州,221000)
資料名： Jilin Zhong Yiyao  (Jilin Zhong Yiyao)
巻： 37  号： 3  ページ： 270-275  発行年： 2017年 
JST資料番号： C3613A  ISSN： 1003-5699  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 【目的】新生児ラットの初代心筋細胞における低酸素症/再酸素化(A/R)損傷に及ぼすヒドロキシベニバナ色素(HSYA)の保護作用を観察する。さらに,Mst1/YAP信号におけるMst1キナーゼとの関連性についても検討した。方法:新生仔SDラット心筋細胞を分離し、48h培養し、細胞を付着させ、その後、実験を行った。正常対照群(Con群);正常条件下で36時間培養した。低酸素/再酸素化群(A/R群);正常な培養24時間後に,低酸素10時間の再酸素化を2時間行った。ヒドロキシサフラニン処理群(A/R+H群);正常な培養24時間後に低酸素を10時間行い、同時にHSYAを投与し、後に2時間酸素を投与した。Mst1siRNAの後,低酸素/再酸素化群(Mst1siRNA+A/R群);小干渉トランスフェクション後6h、正常な培地を置き、18h培養し、低酸素10hで2h再酸素化した。各群の心筋細胞培養基上清のLDHを収集し、フローサイトメトリーにより活性酸素レベルとアポトーシス率を測定し、Western blotによりMstl、cleaved caspase-3、Caspase-3タンパク発現の変化を測定した。結果:Con群と比較して,A/R群のROSは増加し,アポトーシス率は増加し,活性化Mst1の発現は増加し,cleaved caspase-3タンパク質の発現は増加し,統計学的有意差があった。A/R群と比較して,A/R+H群ではROSレベルは減少し,アポトーシス率は減少し,P-Mst1蛋白質発現は減少し,cleaved カスパーゼ-3蛋白質発現は有意に減少したが,統計的有意差が認められた。A/R群と比較して,Mst1siRNA群におけるROSは有意な変化がなく,アポトーシス率は減少し,Mst1とP-Mst1の蛋白質発現は減少し,cleaved caspase-3は有意に減少した(P<0.01)。A/R+H群と比較して,Mst1siRNA群におけるROSレベルは高く,心筋細胞アポトーシス率は有意に増加した(P<0.01)。結論:HSYA処理は初代心筋細胞の酸化ストレスレベルを減少させ、心筋細胞アポトーシスを減少させ、そのメカニズムはMst1タンパク質の活性化の抑制に関与する可能性があるが、その他の経路が存在している可能性がある。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *酸素欠乏 ,  低酸素症 ,  *心筋 ,  活性酸素 ,  *心筋細胞 ,  酸化ストレス ,  アポトーシス ,  培養 ,  *保護作用 ,  タンパク質 ,  カスパーゼ ,  新生児
準シソーラス用語： 蛋白質発現 ,  *再酸素化 ,  *Mst1 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： hydroxysafflor yellow A ,  Mst1 ,  myocardial cells ,  ischemia ,  reperfusion ,  apoptosis

分類 (3件)： 細胞生理一般  (EF02010S) ,  循環系の基礎医学  (GJ01020K) ,  心臓  (EJ04020D)

タイトルに関連する用語 (9件)： 心筋細胞 ,  低酸素 ,  再酸素化 ,  損傷 ,  Mst1 ,  キナーゼ ,  活性化 ,  阻害 ,  保護作用