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J-GLOBAL ID：201702269455998553   整理番号：17A0788798

果樹における先端ゲノム解析と新しい研究の展開 No.22 遺伝解析から明らかになったカンキツ品種の来歴

著者 (1件)： 清水徳朗 (農研機構)
資料名： 果実日本
巻： 72  号： 7  ページ： 96-99  発行年： 2017年07月15日 
JST資料番号： L0963A  ISSN： 0913-8242  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： カンキツの品種の分類は生殖器官や果実,繁殖様式などの特徴に基づくスィングル提案の分類体系や田中長三郎提案の分類体系が利用されてきたが,品種の来歴に関しては推測の域にとどまっていた。アイソザイム分析やDNAマーカー分析により品種の成立過程を明らかにすることが進められてきたが,日本の在来品種については明らかではなかった。そこで,高精度DNAマーカーや細胞質の遺伝子型を高精度に判別する技術を開発し,在来品種269品種・系統を解析した。その結果から明らかとなったカンキツ品種の成立過程を図解する。また,この結果からこれまで育種で注目されてこなかった品種の利用可能性が示された。

シソーラス用語： *ミカン科 ,  *品種 ,  遺伝学 ,  アイソザイム ,  DNAマーカー ,  遺伝子型 ,  親子関係 ,  種子 ,  親 ,  システム ,  果樹 ,  *系統発生
準シソーラス用語： ゲノム解析 ,  花粉親 ,  柑きつ ,  種子親 ,  分類体系

分類 (2件)： 作物の品種  (FC02020V) ,  果樹  (FC03042G)

引用文献 (2件)：

• 清水、他(2016)園芸学研究 15 別1. 52.
• Shimizu, T.他(2016) PLoS ONE 11(11): e0166969.

タイトルに関連する用語 (8件)： 果樹 ,  ゲノム解析 ,  研究 ,  展開 ,  NO ,  遺伝解析 ,  カンキツ ,  品種