抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【目的】結腸直腸癌(CRC)におけるFASの発現と臨床病期との関係を観察し,結腸直腸癌の予後を評価する際のFASの臨床的意義を調査する。方法:病理診断により診断された結腸直腸癌患者90例を選び、癌組織と癌周囲組織に対して、それぞれ免疫組織化学検査とRT-PCR検査を行い、FASの癌組織と癌周囲組織における異なる発現を比較した。血清中のFASとCEAのレベルをELISAによって測定し,FASとCEAの相関を分析した。健康診断者90例を選択し,結腸直腸癌患者と健常者間の血清FASレベルの差を比較した。以上の90例の結腸直腸癌患者の術後病理診断と臨床検査により臨床病期を行い、血清FASレベルと臨床分期の相関性を分析した。結果:免疫組織化学的検査は,以下を示した。癌組織におけるFASの発現は,癌周囲組織におけるそれより有意に高く(P<0.01),それらの間に有意差があった(P<0.01)。RT-PCRの結果は,結腸直腸癌組織と腫瘍周囲組織におけるFASの含有量には有意差があることを示した(P<0.01)。血清中のELISAを用いた。結腸直腸癌患者の血清FASレベルは,健常者より有意に高かった。結腸直腸癌患者の血清FASレベルは血清CEAレベルと相関性がある。結腸直腸癌患者の血清FASレベルは臨床分期の増加に伴い増加し、両者の間に正の相関性を呈した(r=0.883、P<0.01);結論 FASは結腸直腸癌患者の癌組織と血清中に高発現し、しかも臨床病期と正相関性を呈し、FASの高発現は結腸直腸癌の比較的高い侵襲性を示し、患者の予後不良、FASは結腸直腸癌の生物学行為と予後の評価に一定の臨床価値がある。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】