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J-GLOBAL ID：201702269475043144   整理番号：17A1052728

-再考・ディジタル信号-音場共有を実現するための低遅延・実時間信号処理とその実装

著者 (1件)： 伊勢史郎 (東京電機大)
資料名： 日本音響学会誌  (Journal of the Acoustical Society of Japan)
巻： 73  号： 9  ページ： 608-614  発行年： 2017年09月01日 
JST資料番号： G0162A  ISSN： 0369-4232  CODEN： NIOGAH  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ディジタル信号処理を行うデバイスとしてPC,DSP,FPGA,スマホ(RISC型CPU)など多様化が進んでいる。ここでは特にディジタル信号のリアルタイム制御に着目し,様々なハードウェア・ソフトウェア形態での処理能力や遅延時間を考慮しながら実現した音場共有システムを実例に挙げながら,現在可能なリアルタイム音響信号処理技術の全体像を俯瞰する。(著者抄録)

シソーラス用語： *実時間処理 ,  *信号処理 ,  音場 ,  *制御 ,  コンサートホール ,  遅れ ,  FIRフィルタ ,  高速Fourier変換 ,  FPGA ,  畳込み ,  MIMOシステム
準シソーラス用語： *ディジタル信号処理 ,  リアルタイム制御 ,  リアルタイム処理 ,  *音響信号処理 ,  *音場制御 ,  音場共有

分類 (1件)： 音響信号処理  (BB03050C)

引用文献 (6件)：

• [1] A. Omoto, S. Ise, Y. Ikeda, K. Ueno, S. Enomoto and M. Kobayashi, “Sound field reproduction and sharing system based on the boundary surface control principle,” <i>Acoust. Sci. & Tech.</i>, <b>36</b>, 1-11 (2015).
• [2] 渡邉祐子, 吉田飛里, 池田雄介, 伊勢史郎, “没入型聴覚ディスプレイ装置を用いた音場シミュレータの開発,” TVRSJ, 20, 45-53 (2015).
• [3] K. Ueno, M. Kobayashi, H. Aso and S. Ise, “Three-dimensional sound field simulation using the immersive auditory display system‘Sound Cask’ for stage acoustics,” Int. Symp. Musical and Room Acoustics, La Plata, Argentina (2016).
• [4] W. G. Gardner, “Efficient convolution without input-output delay,” J. Audio Eng. Soc., 43, 127-136 (1995).
• [5] 吉田飛里, 北川雄一, 渡邉祐子, 伊勢史郎, “FPGAを用いた低遅延畳み込み演算の実現と音場共有システムへの応用,” 音講論集, pp.515-518 (2015.9).

タイトルに関連する用語 (7件)： ディジタル信号 ,  音場 ,  共有 ,  低遅延 ,  実時間 ,  信号処理 ,  実装